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プラズマクラスターで空気はキレイになる?
2017.8.6

 「プラズマクラスター」は、シャープが開発した除菌技術だ。空気清浄機や加湿器、トイレ用など、さまざまなタイプの商品が発売されている。浮かぶカビやウイルスを取り除くうえ、アレルギー物質の抑制、衣服の脱臭効果などが得られるという。その効果とはいかほどのものか?
 

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A.さまざまな機関で効果が否定されています

 プラズマクラスターは、シャープによる造語であり、その定義はいまいちはっきりしない。同社は、広島大学、大阪市立大学、ハーバード大学など、国内外の複数機関で研究を行い効果を実証したとしているが、シャープ以外の第三者によって脱臭や除菌などの効果を証明した研究は存在していない。
 

 プラズマクラスターに、さらなる逆風が吹いたのは2012年のこと。アレル物質の除去機能を宣伝したプラズマクラスター搭載の掃除機に対し、消費者庁が科学的根拠は認められないと判断。シャープに対して景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出したのだ。
 

 さらに、同年12月には「感染症学雑誌 Vol.86 No.6」に掲載された論文が、プラズマクラスターなどの効果としてうたわれている効果は、実は同時に発生するオゾンによって得られたものだと発表。脱臭や除菌効果は、きわめて狭い範囲でしか得られなかったという。どうやら、極めて怪しい商品のようだ。

 

 

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