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スマートドラッグは本当に頭を良く してくれるの?
2017.7.14

 スマートドラッグは、頭が良くなるクスリのこと。なんとも怪しげだが、アメリカでは普通に使われており、主に学生の間で人気が高い。
 

 なかでも有名なのは、モダフィニルとリタリンの2つ。本来はナルコレプシーやADHDに使われてきた処方薬だが、頭の回転や集中力をアップさせる効果が認められており、海外でも人気が高い(日本では個人輸入が禁じられているので注意)。他にもホスファチジルセリンやイチョウの葉など、頭を良くすると言われれるサプリは多い。果たして、その効果は科学的に認められているのだろうか?

 

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A.効果が高いのは違法薬物だけ。カフェインで十分

 いまのところ、科学的に「頭を良くする」効果がハッキリ認められたのは、アンフェタミンとモダフィニルだけだ。どちらも2014年と2015年に系統的レビューが行われ、科学的に「頭の回転と集中力がアップする」というお墨付きが出た。その意味では、スマートドラッグは実在する。

 
 が、問題なのは、どちらも日本では違法薬物に指定されている点だ。特にアンフェタミンは覚せい剤に近い成分であり、今後も使用が許可される望みはない。モダフィニルも、かつては個人輸入が許可されていたが、最近になって違法薬物に指定されている。
 

 この2つ以外については、現時点ではまともな研究例がゼロ。マウス実験の結果が誇張されただけのケースが多く、購入する価値はない。
 

 結局、現時点で科学的な証拠がそろっているのはカフェインだけだ。
 

 あまりに有名な成分だがバカにしてはいけない。2014年の大規模な調査では、服用から2時間はハッキリと集中力と脳機能を高めてくれるとの結論が出ている。日本ではカフェインを使うのが無難だろう。

 

 

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