その他
着圧ウェアは効果があるのか?
2017.5.26

 着圧ウェアは、伸縮性の素材で体を締め付けるように作られた機能性の衣類だ。別名、コンプレッションウェアとも呼ばれる。
 

 あえて筋肉に圧力をかけることで、血液やリンパ液の流れをアップ。そのせいで代謝や運動能力が上がり、ダイエット効果を得られたり、スポーツのパフォーマンスが上昇するのだという。同時に、締め付けた部分の状態が良くなるため、体のむくみを取るなどの美容効果も得られるらしい。
 

 スポーツ好きや女性のあいだで人気が高まりつつある新型トレーニングウェアには、本当に宣伝どおりの実力があるのだろうか?

 

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A.着圧ウェアの効果は「思い込み」が原因との結果が

 

 着圧ウェアに関するデータはまだ少ないが、近年に行われた実験の結果はどれもかんばしくない。

 
 例えば2015年にインディアナ大学が行った実験では、16人の長距離ランナーに着圧ウェアを来てもらったものの、特に走力や持久力には何の影響も出なかった。
 

 また、2013年にベルク大学が行った調査では、バスケットのように瞬発力が必要なスポーツでは有効かもしれないが、その効果はたんに「思い込み」によるものだろうと結論づけている。『「思い込み」には、運動能力を強烈に高める効果がある。個人的には、着圧ウェアの効果を信じ込める人だけに、着圧ウェアの購入をおすすめしたい』 

 

 実際、2013年にヴッパータール大が行った実験でも、着圧ウェアを着た参加者を調べても、血流には特に変化がなかったとのこと。目立った効果もなかったようだ。
 

 いまのところ、着圧ウェアが効くかどうかは科学的に証明されておらず、ただのプラセボ効果である可能性が高い。あくまでファッションとしての購入をおすすめする。

 

 

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