その他
高機能のランニングシュ ーズは買うべき?
2017.5.19

 

 昨今のランニングブームにともない、様々な機能を追加した高価なシューズが次々と発売されている。

 

 ソールに新開発のゴムを使ってクッション性を高めたものや、足首まわりのカッティングを変えて安定性を変えたものなど、シューズの宣伝文句はさまざま。いずれも、ランナーのパフォーマンスを大幅に高めてくれるのだという。

 

 本当に効果があるなら文句はないが、果たしてシューズを変えただけで、そこまでパフォーマンスが変わってくるものなのだろうか?

 

1e76a4299b84907d007589743d6c6352_s

A.高機能シューズは逆にケガを増やす可能性も大です

 一般的なイメージとは異なり、シューズのクッション性や安定性は、実はランニングのパフォーマンスとはあまり関係がない。
 

 例えば2012年にオーフス大学が行った実験では、安定性を高めたシューズを1年使ってもらっても、ケガの発症率には変化がなかった。2013年にルクセンブルクのスポーツ医学研究所が行った調査では、215人のランナーにクッション性が高いシューズを試させたところ、ケガの発症率が15%も増えてしまったという。
 

こういった現象が起きるのは、骨格や筋肉の個人差が非常に大きいからだ。各自の体格に合った走り方は全く違うため、いちがいに高機能シューズが良いとは限らない。
 

 そこでカルガリー大学の研究者がおすすめしているのが、「履き心地」だけでシューズを選ぶ方法だ。最低でも4〜5足は試し履きをして、できれば実際に1キロぐらい走ってみるのがベスト。

 

 人間の体には自然の判断機能が備わっており、最適なシューズを感覚で選ぶことができるという。機能性にこだわらず、安くてもしっくりとくるシューズを選ぶべし。

 

 

TOPページへ戻る

 

 

有名健康法

関連記事
最新刊
  • 雑誌オンライン
  • フジサンマガジン
  • ガチスタプラス