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コーヒー浣腸でダイエットできるのか?
2017.4.21

 コーヒー浣腸という健康法がある。アメリカのマックス・ガーソン博士が発案し、日本では新谷弘実博士が推奨している手法だ。

 
 コーヒーを肛門から流し込んで腸内を洗浄し、体内の食べカスを取りのぞくことで、美肌やダイエット効果が得られるほか、悪性の腫瘍まで治ってしまうのだという。新谷博士によれば、「重要なことは、便としての食物残渣(ざんさ)を腐敗発酵する前にコーヒーエネマで体外に排出することです」とのことだ。

 
 セレブの間でも人気が高く、故・川島なお美氏やイギリス王室でも使っていたとか。果たして、コーヒー浣腸の実力とは?

 

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A.死の可能性もある危険な健康法です

 結論から言えば、コーヒー浣腸はまったくおすすめできない。数ある代替医療のなかでも、深刻な事故が多い健康法のひとつだからだ。
 

 例えば1984年には、コーヒー浣腸によって血液中に病原体が入り込む症状が起きており、2012年にはコーヒーで直腸に穴が空く事件が発生。コーヒー浣腸による死亡例も何件か報告されており、アメリカ食品医薬品局も、コーヒー浣腸には警告を出しているほどだ。
 

 さらに2010年にニューヨークがんセンターが行った研究によれば、コーヒー浣腸のメリットも完全に否定されている。過去に行われたコーヒー浣腸のレポートを片っ端から調査したが、宣伝どおりの効果が出ていたケースは一件もなかったそうだ。
 

 腸内に残った食物が腐る「宿便」説には根拠がない。従って、宿便を取りのぞくのが目的のコーヒー浣腸にも、当然ながら効果が出るはずもないのだ。

 
 あくまでコーヒーは飲むことをオススメする。

 

 

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