その他
夜食は太りやすいっという説は本当か?
2017.4.14

 夜食は太りやすいという話をよく聞く。夜は代謝が変わるため、たいして食べてなくても太ってしまうというのだ。
 

 2013年にマイナビニュースに掲載された記事を引用しよう。『注目したいのが「ビーマルワン」というタンパク質。これには、脂肪をため込むための酵素を増やす働きがある。しかも、体内リズムと密接な関係があり、時間帯によって増減。昼に少なく、夜に増える』

 
 夜には脂肪を増やすタンパク質が増加するため、同じカロリーでも脂肪がつきやすくなってしまうらしい。どこまで本当なのだろうか?

 

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A.朝と夜の食事で太りやすさに違いは出ません

 

 確かに、一部の実験では、夜になると代謝が落ちる現象が確認されている。
 

 

 しかし、その効果はたいしたものではないようで、実際にヒトを対象にした実験では、いずれも「夜食を食べても太らない」という結果が出ている。例えば2007年には、ヨルダンの大学がイスラム教徒の若者を対象にした実験を行った。ラマダンの期間に入った彼らの体組成を調べたところ、夜に大量の食事を食べていたにも関わらず、逆に全員の体脂肪が減っていたという。
 

 1992年にバンダービルト大学が行った実験では、42名の男女を対象に、朝と夜で摂取カロリーのバランスを変えてみた。しかし、12週間後の結果は、「夜食で太るわけではない」との結論だった。

 
 以上の実験は、すべてカロリーの摂取量を同じレベルにそろえたもの。朝だろうが夜だろうが、食べた量に応じて太ると考えるべきだ。
 

 おそらく、夜にはスナック菓子のような高カロリー食を口にしやすいため、夜食で太るというイメージがついたのだろう。決して体の反応が変わるからではない。

 

 

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