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ソースやコーラでがんになるかもしれないって本当?
2017.3.18

 ソースやコーラに使われるカラメル色素でがんになるという説がある。カラメル色素は着色料の1つで、他にも醤油やコーヒーなどに使われている。

 

 渡辺雄二氏の「体を壊す10大食品添加物」によれば、カラメル色素は糖類にアンモニウム化合物をくわえて作られており、様々な実験ではマウスに悪性腫瘍が発生したという。

 
 カラメル色素は、健康サプリメントにも使われる定番の成分。発がん性が事実なら、まことに恐ろしい話だが、科学的にはどこまで確かなのだろうか?

 

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A.がんが起きるには1日300本の清涼飲料水が必要

 

 カラメル色素にふくまれる4MEIは、いくつかの動物実験で危険性が指摘されている。マウスに悪性腫瘍が認められたのも事実だ。
 

 が、これらの指摘は、各国の主要機関ではまともに相手にされていない。例えば、アメリカ食品医薬品局は、過去のデータを調べたうえで「いずれの実験も大量の4MEIを使っているため、現在の使用量で危険が生じるとは考えられない」と断定。欧州食品安全機関も2011年に声明を発表し、やはり「カラメル色素が人体に悪影響をおよぼす証拠はない」と言い切った。動物実験で使われたカラメルは量が多すぎて、人間の使用量の参考にはならないのだ。
 

 ちなみに、具体的な量の問題についてはは、2013年に香港食品安全センターが試算を行い、「がんが起きるには1日に300缶の清涼飲料水を飲まねばならない」との見解を示した。カラメルでがんになるには、相当な努力が必要になりそうだ。

 
 いずれにせよ、現時点でカラメル色素の発がん性には根拠がない。ソースやコーラに対して不安になる必要はない。

 

 

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