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歯の治療に使うフッ素が体に悪いってホント?
2017.3.11

 フッ素(フッ化物)は、昔から虫歯の予防効果に定評のある成分だ。フッ素入りの歯みがき粉やガムも発売されており、フッ素が歯にいいのは間違いない。

 
 ただし、そのいっぽうではフッ素に毒性があるといった意見も少なくない。実際、1980年に行われた動物実験では、マウスに肝臓障害や甲状腺ホルモンの異常などが発生。人間でも同じ被害が起きる可能性があるという。

 
 近ごろは「フッ素うがい」を義務づける小学校も増えており、わが子の健康が心配な方も多いだろう。果たして、フッ素は本当に体に悪いのだろうか?

 

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A.人間を対象にした実験では安全性が確認されています

 

 確かに、動物実験ではフッ素に不利な結果が出ている。このデータをもとに、一部の団体からはフッ素禁止の動きも出ているようだ。
 

 が、心配はいらない。動物実験のフッ素は、虫歯の予防とは比較にならない量が使われているからだ。
 

 具体的には、例えば1996年の調査によると、およそ1日10mg以上のフッ素を飲まないと甲状腺に害は出なかった。小学校で使われるフッ素は1.6mgなので、1日に洗口液を6回も誤飲しないと悪影響は出ないわけだ。

 

 また、2001年に中国で行われた調査でも、骨折の確率が上がったのは1日8mgのフッ素を飲んでいた人だけだった。こちらも、やはり虫歯予防の洗口液とは比べものにならないレベルである。フッ素はお茶やビールなどにもふくまれる平凡な物質で、もともと毒性が低い成分なのだ。
 

 2006年には全米研究評議会が徹底したレビューを行っており、やはり「通常の使用では何の心配もない」との結論が出ている。普通の量なら虫歯予防のメリットのほうが大きいので、安心して使おう。

 

 

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