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アレルギー鼻炎薬は副作用で悪夢を見るから危険?
2017.2.26

 2015年、ニュースサイトで「アレルギー鼻炎薬を買ったら副作用に『悪夢』って書いてある!」といった記事が出た。アレグラやアレジオンといった鼻炎薬を買ったところ、説明書の「副作用」欄に、吐き気や睡眠障害と並んで「悪夢」と書かれていたというのだ。

 
 鼻炎薬の副作用に悪夢があることを知らなかったユーザーは多かったようで、ネットでは「アレルギー薬って実はヤバいのでは…」といった感想が続出。確かに、副作用に「悪夢」がある薬など、他に聞いたことがない。

 
 果たして、悪夢の副作用とは事実なのだろうか?

 
 そして、その副作用はどれだけ深刻なのだろうか?

 

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A.悪夢の副作用は普通の話なので心配は無用です

 アレルギー鼻炎薬の副作用に「悪夢」がリストアップされているのは確かだ。ただし、市販薬の副作用に「悪夢」が入っているのはさほど珍しいことではない。

 
 例えばアレグラのほかにも、抗不安薬や抗生物質、高血圧の薬、高コレステロール治療薬、βブロッカー(心臓系の薬)などの薬は、すべて副作用で悪夢を見る可能性がある。意外と普通の症状なのだ。

 
 そのメカニズムは完全にはわかってないものの、基本的には睡眠の正常なパターンが崩れるのが原因だ。2007年にハーバード大学が行った研究によれば、まずは薬のせいで神経伝達物質に乱れが発生。そのおかげで睡眠のリズムが乱れ、レム睡眠の時間が長くなっていくらしい。
 

 ご存じのとおり、人間はレム睡眠中に見た夢を記憶しやすい。薬でレム睡眠の時間が長くなったせいで、夢をハッキリと思い出しやすくなったわけだ。

 
 同時に、薬を使うような場面では、ほとんどの人が体調を崩している。そのため、なおさら悪夢を見やすくなるようだ。

 
 いずれにせよ、悪夢の副作用は普通のこと。特に怖くはない

 

 

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有名健康法

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