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コンビニのおでんが体に悪いという噂は本当なのか?
2017.2.19

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 ここ数年、一部の書籍やネットではコンビニおでんの評判が悪い。なかでも代表的なのは、2015年11月にビジネスジャーナルに出た「コンビニおでんは超危険!」なる記事だろう。

 
 なんでも、すり身の原料にリン酸塩とソルビットという添加物が大量に使われており、体に害をおよぼす可能性が高いらしい。 また、コンビニおでんの練り物は、ダシ汁に浮かび続ける必要があるため、リン酸塩ですり身の比率を下げているのだそうだ。一般的な製法では、ダシ汁に浮かぶ練り物を作るのは不可能らしい。

 
 そう聞くと、いかにもコンビニおでんが異常のように思えてしまうが、実際はどうなのだろうか?

 

A.おでんの添加物は意外と少なめです

 結論から言えば、コンビニおでんバッシングには、まったく根拠がない。

 
 まずリン酸塩については、1991年に欧州の食品安全委員会が大規模な調査を行い、明確な安全レベルを決めている。具体的には、1日に体重1㎏あたり70㎎までなら摂っても問題なしというもの。この量を超すと、呼吸器系や腎臓などに問題が出てくるようだ。

 
 しかし、日本食品標準成分表によれば、練り物に使われるリン酸塩は100gあたり60㎎程度だ。コンビニのハンペンは1個100gぐらいなので、体重60㎏の人の場合、1日に約7㎏もの練り物を食べないと体に害が出ない計算になる。フードファイターでもない限り、おでんで体を壊すことはない。

 
 もうひとつのソルビットは、さらに安全性が高い成分だ。例えば世界保健機構などは、ソルビットの使用上限を設定していないほどである。

 
 そもそもソルビットはリンゴや桃にも入っており、その量は練り物よりも多いぐらいだ。ソルビットが危険なら、フルーツも食べてはいけないことになってしまうだろう。安心して食べて欲しい。

 

 

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