その他
シュガーレスガムが実は毒素の固まりだって本当?
2017.2.12

 「シュガーレスガムは体に悪い」という説がある。シュガーレスガムに含まれる成分には毒性があり、気づかないうちに心身に悪影響を及ぼすらしい。

 
 問題の成分は、スクラロースとアスパルテームの2つ。どちらも人工甘味料の一種だが、過去の研究でスクラロースには発がん性が確認されており、アスパルテームも体の中でメタノールを放出する強力な神経毒なのだという。

 
 もちろん食べてすぐには影響がないが、大量に食べると体に溜まっていき、やがて様々な不調を引き起こすというから恐ろしい。果たして、真実はいかに?

 

643cf9a44269f8739c85777f0ecff9ef_s

A.体を壊すには1日5万粒以上のガムを食べる必要あり

 スクラロースは、マウスやサル、ヒトを対象にした実験が何度も行われ、1日に体重1kgあたり15mgまでという安全ライン(一日摂取許容量)が定められている。つまり、体重60kgの人なら1日90000mgまで食べても問題はないわけだ

 

 ガムのスクラロースは1kgにつき最大でも1.8gなので、粒ガムなら1日に5万6千個を食べても体に影響が出ない計算となる。スクラロースで健康を壊すのは、かなり大変な作業のようだ。

 
 アスパルテームの毒性についても根拠は薄い。
 

 確かに、アスパルテームがメタノールを放出するのは事実だ。しかし、実は野菜やフルーツを食べても大量のメタノールが放出されるのだ。

 
 例えば、トマトジュースが放出するメタノールは、コカコーラゼロの3〜4倍にも達する。アスパルテームの害を訴えるなら、まずはトマトジュースを非難するほうが先だろう。

 
 いずれにせよ、人工甘味料の害については、動物実験の結果を大げさに言いたてたケースがほとんど。安心してガムを食べて構わない。

 

 

TOPページへ戻る

 

 

有名健康法

関連記事