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ビールを飲むと痛風になるという説は実証されているのか?
2017.1.9

 痛風は、足の指やひざの関節を針で刺すような痛みが襲う病気だ。その苦しみは凄まじく、尿管結石や胆石と並んで「三大激痛」と呼ぶ者もいるほどだ。

 
 そんな難病の原因と言われるのがビールである。ビールには、痛風の原因とされるプリン体が大量にふくまれているからだ。

 
 日本酒やワインにはプリン体は入っておらず、ビール好きには痛風が多いような印象も強い。果たして、ビールは本当に痛風の原因なのだろうか?

 

 どこまで科学的には実証されているのだろうか?

 

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A.ビールというか酒はすべて痛風の原因になり得ます

 2012年に、金沢医科大学がおもしろい研究をしている。3,000人以上の男性を対象に、6年にわたって酒の摂取量と痛風の発症率を追いかけたのだ。
 

 その結果はズバリ、「どんな酒でも大量に飲めば痛風になる」というもの。ビールだろうが日本酒だろうが、1日に2.2合以上(ビールなら大びん2本以上)を飲むと、痛風にかかる確率ははね上がるのだ。

 
 なんでも、アルコールには尿酸の合成を促進する作用があり、どんな酒でも尿酸値は上がってしまうらしい。決してビールだけが悪いわけではなさそうだ。

 
 そもそも、プリン体はビールだけでなく魚介類や鶏肉にもふくまれている。その量はビールよりもはるかに多く、まずは食べ過ぎを控えたほうが確実に痛風対策になるだろう。 また、食べ物以外では、肥満や運動不足も痛風の発症率を大きく高める。肥満になると腎臓が尿酸を排出しなくなり、尿酸値が高くなっていくからだ。
 

 つまり、適度なビールなら問題はなし。痛風の疑いがある人は、まず暴飲暴食を止めるのが先決だ。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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