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Q.リフレクソロジーで疲れは取れる? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.9.26

 リフレクソロジーは、アメリカで生まれた健康法だ。足裏をもむことで血液やリンパの流れをスムーズにし、人間が自然に持っている治癒力を取り戻すという考えを基本としている。
 
 その効果は、疲労回復とダイエットがメイン。足裏をもむと血の流れが良くなり、新陳代謝が高まって体脂肪が減るのだという。 日本では手軽なマッサージの一種として人気が高く、主婦やサラリーマン層を中心に支持されている。
 
 近年ではホスピスなどで末期がん患者のケアにも使われており、QOLを上げる効果も高いという。果たして、リフレクソロジーは本当に効くのだろうか?

無題

 

A.大規模な調査で完全に効果が否定されています

 リフレクソロジーに関しては、2008年に台湾の研究者が大規模な調査を行っている。1996年〜2007年にかけて行われたリフレクソロジー研究のなかから、質の高いデータだけを選んで精査したメタ分析で、科学的な信頼度はピカイチである。
 
 その結論とは、次のようなものだ。「どのような症状においても、リフレクソロジーに特定の効果があるという科学的な証拠はなかった。(中略)リフレクソロジーを定期的に行うことはおすすめできない」
 
 また2009年の研究でも、ほぼ同じ結論が出ている。こちらは217件の実験データを精査したメタ分析で、やはり科学的な信頼度は高い。結論だけを抜き出してみよう。「現時点で手に入る最良のデータを調べたところ、リフレクソロジーの効果は科学的に認められなかった」
 
 どうやら、リフレクソロジーの支持者は、質が低い研究データだけを参考にして、疲労回復やダイエット効果を宣伝しているようだ。
 
 本気で疲労を回復したい方にはおすすめできない。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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