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Q.玄米って本当にそんな体にいいの? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.9.19

無題1

 玄米は、もみごめからもみがらだけを取り除いたお米のこと。白米よりもビタミンやミネラルが豊富で、有害金属を取りのぞくデトックス作用も持っているという。
 
 玄米といえば健康食のイメージが強い。白い米よりもビタミンやミネラルが豊富で食物繊維も多いため、健康はもちろんダイエットの効果も高いのだという。
 
 また、玄米には体内のヒ素や水銀といった有害な重金属を排出するデトックス効果もあると言われ、女性のあいだでも人気が高い。
 
 果たして、この定番の健康食品には、どれだけの科学的な根拠があるのだろう?メリットばかりをよく聞くが、デメリットなどは確認されていないのだろうか?

 

 

A.ミネラルの吸収が妨げられてしまうデメリットも

 確かに玄米は白米よりも平均して栄養価が高い。ただし、栄養の構成をよく見ると、ナイアシンや葉酸、チアミンなど、実は白米のほうが豊富な成分も少なくないのだ。手放しでほめられるほど、玄米のほうが優秀なわけでもない。

また、玄米には独自のデメリットもある。ぬかの中に含まれるフィチン酸と呼ばれる成分には、ミネラルの吸収をブロックする働きがあるのだ。

 
 実際の研究データもある。2003年にオランダで行われた調査によれば、玄米を多く摂って育った子供は、フィチン酸のせいでカルシウムやマグネシウムが不足しがちになり、肥満や筋肉不足の傾向が高かったという。せっかくミネラルが豊富でも、体に吸収されなければ意味がない。
 
 実は玄米の「デトックス効果」とは、このフィチン酸による作用が大きい。大事なミネラルの吸収をブロックする代わりに、有害な金属も体外に排出してくれるわけだ。つまり玄米のメリットは、デメリットと裏腹の関係にある。
 

 もちろん玄米が悪いわけではないが、以上の問題をふまえて食べるべきだろう。
 

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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