その他
Q.スポーツドリンクは飲む意味があるの? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.9.12

 運動時のエネルギーチャージや水分補給に欠かせないのが、スポーツドリンクだ。
 
 重要なビタミンやミネラルはもちろん、近ごろはアミノ酸のような成分を使っており、スポーツの疲労を効率よくリカバーしてくれる。熱中症の予防にも良いと言われ、定期的に飲んでいる人も多いだろう。
 
 しかし、本当にビタミンやミネラルは熱中症や疲労に効くのだろうか?よく考えれば、水を飲めば十分のような気もしてくる。
 
 果たして、スポーツドリンクには科学の裏付けがあるのだろうか?

 

無題1

 

A.実験では否定的な結果が出ています

 スポーツドリンクの効果については、2014年にギリシャのアテネ大学が面白い実験を行っている。プロのテニスプレーヤーにスポーツドリンクを飲んでもらい、プレイの成績に違いが出るかどうかを調べてみたのだ(※8)。

 テスト用スポーツドリンクの成分は、砂糖、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど。電解質のバランスは、日本のポカリスエットやアクエリアスなどとほぼ同じだ。ここにビタミンB群やカフェインも加えており、最終的な成分は高機能系のスポーツドリンクに近い。
 
 実験の結果は、残念ながらスポーツドリンクの完敗。二の腕の疲労にはやや効果が出たが、他のエリアには何の変化もなかったらしい。
 
 研究者は言う。

「十分に水分を摂ってバランスの取れた食事をしてさえいれば、1日に2時間ほどの運動のフォーマンスはさほど落ちない。スポーツドリンクは、テニスのトーナメント戦ぐらい過酷な状況じゃないと意味がないのかもしれない」
 
 要するに大事なのは水分補給で、スポーツドリンクにはさほど意味がないらしい。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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