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Q.漢方薬って本当に効果あるの? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.8.15

無題
 日本のドラッグストアでもおなじみの「漢方薬」。症状によって様々な処方が存在し、風邪やアレルギー、リウマチ、腰痛、高血圧など、あらゆる症状に効果を発揮するという。
 
 が、知名度の高さに反して、漢方薬の科学的な効果について語られるケースは少ない。一説には、漢方薬は西洋薬よりも副作用が少なく、場合によってはさらに高い効果を発揮するというが、実際のところはどうなのだろう?
 
 果たして、漢方薬は科学で効果が確かめられたテクニックなのか?現時点での科学的なデータをもとに、真の実力をチェックしてみよう。

無題1

A.現代科学では漢方薬に否定的な結論が出ています

 現代科学は、漢方薬に対して厳しい結論を出している。有名なのは、2007年にベルン大学が発表した論文だ。
 
 これは、過去に行われた漢方薬に関する実験データ136件を洗い直したメタ分析で、以下のような結論が出た。

•漢方薬の研究は実験の質が低く、まともなデータはほとんどない
•漢方薬の効果を示した研究は、中国で行われたものしかない
 
 漢方薬の効果を確かめたデータは中国で行われた実験がほとんどで、他の国で行われた研究では漢方薬には効果が出ていないらしい。漢方薬の効果はかなり疑わしいようだ。
 
 もっとも、漢方で使われる「生薬」の中には、西洋医学で効果が認められたものもある。例えばイワベンケイや五味子などはストレス解消の効果が確認されており、西洋医学の現場でも使われている。
 
 つまり、漢方薬は全体的に見れば効果が怪しいが、一部の生薬には使う価値がある。ただし、生薬の効果を見抜くには知識が必要なので、素人は手を出さないほうがよい。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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