テクニック
カルシウムサプリで本当に骨は強くなるのか?
2016.12.12

 カルシウムといえば、強い骨を作るために欠かせないミネラルだ。厚生労働省は1日に700mgのカルシウム摂取を勧めており、この基準を下回ってしまうと、骨がスカスカになってしまう。

 
 また、骨の他にも血液凝固や心臓・血管・筋肉の収縮、神経活動、ホルモン分泌などに関与しており、不足すれば命にもかかわりかねない。 以上の事実を考えれば、不足を補うためにもサプリの使用は必須。飲んで損のない商品のように思えるが、事実はどうなのだろう?

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A.サプリは逆に体に悪いとのデータがたくさんあります

 近年では、カルシウムが骨を強くするという説はほぼ崩れかけている。例えば、2012年にアメリカで行われた全国健康栄養調査では、1日の必要摂取量より多くカルシウムをとっても、骨密度にはまったく影響が出なかった。どころか2007年の論文では、カルシウムのサプリを飲むと、逆に足の骨折が増えるというデータも出ている。

 
 もう1つ、カルシウムサプリは心臓病に悪いというデータも多い2012年にチューリッヒ大が行った研究では、2万4千人の男女を11年にわたって追跡調査したところ、カルシウムのサプリは心臓発作のリスクを140%も悪化させることがわかった。
 

 さらに、脳卒中の確率は20%上がり、全体の死亡率も9%上がってしまうらしい。なんとも恐ろしい話だ。  なんでも、サプリメントでカルシウムを飲むと、体が大量の成分を処理できずに血管で石灰化。そのせいで血管がダメージを受け、早死ににつながってしまうらしい。ただし、食品からカルシウムをとった場合は問題は起きないので、あくまで食事から摂るべし。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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有名健康法