アンダーグラウンド
臨月【連載】どんな女がやってくる?
2016.12.4

 おなかに赤ちゃんがいる女性は、基本、誰もが幸福感に包まれているはずですが、中にはお金に困って途方に暮れている人もいるようです。

 

無題1

 上記メッセージを載せていた方は、現在妊娠8カ月、よって本番は無理なのでフェラで1万円欲しいと、メールで要望を伝えてきました。膣が使えないときは口を使え。ムダのない発想です。

 

 待ち合わせた駅前には、明らかにそれとわかる大きなお腹の女が立っていました。

 

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「妊婦だからさあ、今日はクチなんだけどゴメンね!」

 

 大きな声で挨拶してくれたため、周りの人々がいっせいに振り返ります。

 

「今日、病院行ったら後10日以内に出てくるって。早産なんだ」

 

 そんな大切な時期に、この人は何をしているんでしょうか。近くにカラオケなどがないため、2人してバスでラブホに向かったのですが、揺れのせいか彼女はお腹を抱えてうなります。

 

「ウーン、ウーン」

 

 もしこのまま産まれたら、私はどう対応すればいいのでしょう。困ったものです。

 

 ホテルに着くや、彼女はタール15ミリのエコーをプカプカやり始めました。

 

「平気なの?」
「うん、いつも吸ってるし。ああ、パチンコ行きたいな〜」

 

無題1111

 日本広しといえど、これほど好き勝手に生きてる人もそうはいないでしょう。今回のフェラも、どうやらパチンコのためだったようです。

 

 せっかくだからと、おしゃぶり前に裸体を見せていただき、お腹に手を置いてみました。ビクンビクンと赤ちゃんが動いています。

 

(この子は何も知らないんだよな。産まれる直前に母親がこんなことしてるなんて)

 

 突如、込み上げてきたなんとも言えぬ感怖のせいで、射精は叶いませんでした。

 

 

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