その他
食後はすぐ歯を磨いた方がいい?
2016.11.21

 食べてすぐに歯を磨くのは虫歯予防の基本だ。できるだけ速く食べかすを取り除いたほうが、歯の健康には良さそうに思える。

 
 ところが、近年では反対の声も少なくない。食べてすぐに歯を磨くと、逆に虫歯が加速してしまうというのだ。

 
 一部のネットメディアなどでは、歯磨きは逆に虫歯のもとで、朝に軽く歯ブラシを使えば十分だといった説すら見受けられる。現代の科学は、この問題にハッキリした答えを出しているのだろうか?

 
 果たして理想の歯磨きタイミングとは?

 

e0d773d31fa42bf25c754557ab974272_s

A.食後すぐの歯磨きは歯を痛めるだけ

 結論から言えば、確かに食後すぐの歯磨きは現在では否定されている。ここ十数年の研究により、食後の歯は普通よりも弱くなっており、歯ブラシの負担に耐えられない可能性が大きいとわかったからだ。

 
 例えば2004年にドイツの大学が行った実験では、11名の参加者を対象に、食後から10~60分までの様々なタイミングで歯磨きの効果がチェックされた。すると、食事から20分以内に歯を磨いた者はいずれも歯のダメージが大きく、虫歯のリスクが大幅にアップしていたのだ。
 
 こういった現象が起きるのは、食後の歯が、食べ物の酸や糖分で酸性になってしまうからだ。そのせいで歯のエナメル質は弱くなり、歯ブラシの悪影響が大きくなってしまう。

 
 研究によれば、歯の酸性が中和されるまでは最低でも30分以上はかかるとのこと。食事を終えてから、だいたい30~60分の間に歯を磨くのがベストタイミングのようだ。

 
 また、歯を磨く前には、いったん水で口をゆすぎ、酸性の物質を吐き出しておくとベター。ブラシで歯を削り取らずに、正しくオーラルケアができる。

 

 

 

 

 

TOPページへ戻る

 

 

本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

他の記事をご覧になりたい方はアマゾンKindle版(スマホでOK)でも購読できますのでよろしくお願いします。

有名健康法