アンダーグラウンド
ザ・底辺【連載】どんな女がやってくる?
2016.11.20

 今回は日本の底辺の現実をお見せしようと思います。

 

 まず最初のカキコミはこれ。

 

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『トイレでわりしてくれる方を探しています』

 

 

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 なぜトイレなのか。その謎は後にわかる仕掛けになっています。イチゴーでアポをとり、東京郊外の駅前で女を待ったところ、ジャガー横田を小さくしたような、推定45才の茶髪おばちゃんがやってきました。ジャガーさんは軽く会釈し、そのまま歩き続けます。

 

「あの、どこへ・・・」
「トイレですけど」
「いつもトイレなんですか?」
「そうですね。トイレのほうがラクだから」

 

 彼女が蹄踏なく向かったのは、だだっ広い霊園でした。どうやら園内に馴染みのトイレがあるようです。

 

「お墓とか怖い人ですか?」

 

 と問われ、お墓そのものは怖くないほど《お墓でワリキリしているアナタが怖いですと思わず口にしてしまいそうでした。ジャガーさんの案内してくれた障害者トイレには、無数の羽虫が飛び交っていましたが、彼女は気にする素振りも見せません。

 

「じゃあ、先にもらっていいですか」

 

 お金を財布にしまい、すかさずズボンを下ろしてフェラヘ。そして流れるような手つきで持参のゴムを装着してきます。

 

「子供が熱出して家で一人だから、もう入れちゃっていい?」

 

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 そんな日にこんなことしなくていいのにと同情しながら立ちバックでコトを終えました。そう、彼女がトイレでさっさと済ませたがったのは、子供が風邪だったからなのです。

 

 

 

 

 

 というのは大嘘でした。霊園を出たあたりで別れたあと、こっそり尾行してみたところ、ジャガーさんは家に帰るどころか駅前のパチンコ屋に入り、オロナミンC片手に、くるくるぱちんこダルマッシュを打ち始めたのです。

 

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 トイレでの時短プレイは、打ちたくて打ちたくて仕方なかったからだったのでした。

 

 

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