その他
暗い所でページに顔を近づけて読書すると目が悪くなるってマジ?
2016.11.14

 幼いころに「暗い場所で本を読んではいけない」「本を読むときは顔を離しなさい」といった注意を受けた人は多いだろう。
 
 が、ご存じのとおり、近年では多くのテレビや雑誌などで「暗い場所で本を読んでも問題ない」との説を見かけるケースが増えてきた。実は近視の原因はほかにあり、どれだけ暗い場所でページに目を近づけようが、視力は悪化しないというのだ。
 
 果たして、この説はどこまで本当なのか?そして、もし本当ならば、目が悪くなる真の原因はどこにあるのだろうか?

 

 

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A.いま最有力の説は「家にこもってると目が悪くなる」

 

 確かに、暗い場所で本を読んでも、目は悪くならない。これは、数多くの実験で確認された事実だ。

 
 有名なのは2011年にイギリスで行われた研究で、2487人分の健康データを調べたが、暗い場所で目を使うような仕事と近視の発症率とは何の関係もなかった。
 

 では、現代科学が明らかにした近視の本当の原因とは何だろう?
 

 答えはズバリ「幼少期の外出時間」だ。

 
 この問題に関して信頼性の高い研究を行ったのが、2012年のケンブリッジ大学による調査である。過去に行われた大量の近視研究をメタ分析しており、現時点で最も科学的に正しい結論を導き出している。

 
 この論文によれば、幼少期から10代後半にかけて外でよく遊んだ者ほど視力が下がる可能性は低く、太陽の光を浴びる時間が週に1時間増えるごとに、近視の発症率が2%ずつ下がっていくという。
 

 日光と視力の関係はまだ不明な点が多いが、一説では日光によりドーパミンという脳内ホルモンが増え、これが目の成長を促進するらしい。子どもは外で遊ぶべし。

 

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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