アンダーグラウンド
7,500円でオナニーの見せ合いがしたい女 【連載】どんな女がやってくる?
2016.10.9

 見せあいっこ。どう考えてもイーブンな関係の、したがって金銭のやりとりは不要なはずのお遊びなのに、リッチな男を求めてくるとはどういうことなのか。つくづくワクワクメールは得体の知れない出会い系であります。

 メールをかわしたところ、彼女の要望は0.75。こんな端数はかつて見たことがありません。どこから導き出された数字なのでしょう。

 

無題2

 待ち合わせの新宿にやってきたのは、若かりし日の大山のぶ代さんでした。女性誌の付録バッグを手にした、360度どこから見てもサエないこの彼女が、オナニーの見せ合いで7500円も儲かることに気づいた才女だとは、新宿の人々は誰も気づいていないはずです。

「では、行きましょうか」

 のぶ代さんはツカッカと歩き始めます。いつも使っている漫画喫茶が近くにあるのだとか。手慣れた様子で受付に会員カードを差し出し、ドリンクバーでコーンポタージュを注いで、カップ
ルシートヘ。淀みない一連の流れは、さすがと言うしかありません。
 個室でいそいそと上着を脱ぎながら、のぶ代さんは言います。

「おっぱい好き?」

 かなり好きだと答えると、ニンマリしながらブラまではずしてくれましたが、現われたのは自慢気な表情からは想像もつかぬ張りのない乳でした。

 続いておっ広げられた股間からは、一昨年に賞味期限切れしたヨーグルトのような異臭が。こちとら、このような状況でオナニーできるほどの猛者でもないため、

 

無題1

「もう見るだけでもいいや」

 と切り出したところ、

「それなら1ちょうだい」

 と、頭が混乱するような発言が飛び出てきました。見せてくれないなら2500円追加で払えというわけです。
 金を惜しみ、泣く泣くチンコをこすってみましたが、のぶ代が股間をほじくるがためにますますキッくなるヨーグルト臭に勝てず、未発射のまま戦いは終わったのでした。

 

 

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