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卵は1日1個までしか食べちゃダメ? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.10.3

 昔から「卵は1日1個まで」と言われる。卵には、1個あたり約235mgという大量のコレステロールがふくまれているからだ。
 
 ご存じのとおり、コレステロールは心疾患を引き起こす大きな原因のひとつ。悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが多いと、血管が目詰まりを起こしてしまう。その結果、動脈硬化や心臓発作などの深刻な事態につながっていくわけだ。
 
 この仕組みを考えれば、コレステロールの固まりである卵の食べすぎが体に悪いのは当然。やはり1日1個の量を守るのが正しいように思えるが、実際はどうなのだろうか?

 

無題

A.現在では卵は1日1個以上が標準

 

 食品から摂るコレステロールが体に悪いというのは大昔の説。現在では、高コレステロール食でも心疾患には影響がない

 との見方が主流だ。
 
 例えば2009年には2万5千人分の健康データを分析した研究が発表されたが、「コレステロールは心疾患と関係なし」との結論。過去40年分のデータを調べた2004年の調査でも、卵をひかえても健康には意味がないとのことだ。これらの研究結果を受けて、アメリカ政府は、2015年から高コレステロール食に対する警告をしない決定を下した。
 
 卵が健康に影響しない理由は、そもそも食品のコレステロールが血中コレステロールに影響を与えないからだ。例えば2009年の実験では、1日に2〜4個の卵を食べても血中に変化はなかったという。
 
 実はヒトの体には、血中コレステロールを調節する機能が備わっている。食事から摂るコレステロールの量が増えても、肝臓が自動的にコレステロールの製造をストップ。体内のコレステロール量は常に一定に保たれる仕組みだ。
 
 それでもコレステロール値が高い人が出てくるのは、カロリーのとり過ぎや栄養バランスの悪い食事が原因だ。食品にふくまれるコレステロールは影響しない。

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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