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【連載】どんな女がやってくる? ホ別五千円、その歴史的な意味……
2016.7.31

 誰と誰が最初に決めたか知らないけど、一昔前まで男女が交わる相場は何故か3万円というラインがありました。

 まだ出会い系サイトみたいなハイテクなものはなく、もっぱらテレクラでわけのわからない女と駅前交番の横で出会い、そいつを抱くには最低3万円が必要だった時代があったのです。

 当時は女性上位の世界であり、男が交渉して値切るなんてことは滅相もなく、その3万というラインが絶対的なスタンダードだったのですが、いつからか男サイドが「待てよ」と。「その3万ってどっから出た数字なの」と。「3万って高いんじゃないの」と疑い始めました。識者が口々に「3万はないわ」と唱え始めたのです。

 ブスでもババァでも一律3万なのはおかしい、フェアじゃないと訴える声が大きくなり、そこから相場を巡って男と女の一進一退の攻防が長きに渡って始まりました。

 その結果、現在では上玉なら2万、普通で1.5万、ブスは1万というラインでどうにか両サイドが折り合いをみせている状態です。

 しかし、我々はこの現状に満足して手綱を緩めてはいけません。考えてみてください。世の中の色んな相場を照らし合わせると、リンゴが1個100円なのは何となくわかる。少年ジャンプが200円なのも何となくわかる。ピジネスホテルが5千円というのも何となくわかる。

 その流れでじゃあブスが1万円と言われても「何となくわかる」とは思えないのです。「え、その数字どこから出たの」となります。

 つまり「ブスが1万」とはこちらサイドが勝手に自己完結して脳内に刷り込まれたものであって、ひょっとしてブスサイドは「こんなに旨い話はない」とほくそえんでいるのかもしれません。

 ヴォルビックが120円、ディズニーランドが5800円、ブスが1万円と並べられても何かしっくりこないのです。高い安いというせこい問題ではありません。イチローの年俸20億円には納得ができますが、ブスの1万円は納得できない、見逃せないのです。

 

 そんな中、「ホ別5千円で」と募集していた自称25才がこの女です。

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「ブス=1万」という歪んだ常識をブス側から見直し、是正してきた彼女の生き様は、今後の男女の相場に大きな変化をもたらす歴史的な行動なのかもしれません。

無題

 

 

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