その他
Q.ローフードダイエットで健康に痩せられるって本当? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.7.11

 ローフードダイエットという食事法がある。肉や魚、野菜、フルーツなどの食品をできるだけ生のまま食べるのがポイントで、加熱調理よりも栄養が体内に吸収されやすいという。
 
 そのメリットは、減量効果はもちろん、美肌や病気の予防、活力アップなど多岐にわたる。
 
 もともとは、1830年代にアメリカのグラハム博士がコレラ治療として生食を推奨したのが起源だ。その後、健康と美容への効果が話題となり、世界のセレブも愛用する健康法になったらしい。
 
 たしかに生野菜のサラダなどは健康的なイメージが強いが、科学的な検証は行われているのだろうか?

 

無題1

A.ローフードは栄養不足になる可能性があります

 結論から言えば、ローフードダイエットは健康に良いどころか体に悪い。過去の研究で、様々な健康被害が出ていることが明らかになったからだ。例えば1999年には、ユストゥス・リービッヒ大学の研究者が、ローフードダイエットを実践している513名に調査を行った。
 
 その結果は、「ローフードをしっかり実践するほど栄養不足になる」というもの。全体の食事の9割をローフードにするとBMIが20.2になり、完全に生食の場合は数字が19.3まで低下したうえに、生理が止まってしまうケースが激増した。完全に栄養不足だ。
 
 また、2005年にマーストリヒト大学が行った研究でも、似た結果が出ている。長期間にわたって総カロリーの7割をローフードにすると、体内の善玉コレステロールやビタミンの量が減ってしまうらしい。こういった問題が起きるのは、ローフードは栄養の吸収率が悪いからだ。料理をせずに野菜を食べると、栄養を取り出すために5倍は食べ物を噛まねばならない。加熱調理は、効率よく栄養を摂るために人類が編み出した知恵なのだ

 

TOPページへ戻る

 

 

本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

他の記事をご覧になりたい方はアマゾンKindle版(スマホでOK)でも購読できますのでよろしくお願いします。

有名健康法