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外人の多い出会い系で知り合った 中国人の女とヤルために 現地へ飛んだら大騒動に
2016.6.19

あなた、私たちの ぶんも払う

 今年の夏、外人会員の多い出会い系サイト「マ ッチコム」で、中国人女と繋がった。

『ヨウと言います。私、アナタのこと気になる』
 プロフィールを見れば「現住所:中国・ハルピン」とある。向こうに住んでいる方らしいが、写真は若くてかわいい美人さんだ。
 何となくメールを続けてみたところ、相手は猛烈にアプ ローチしてきた。

『ノブハルさん、中国に来れませんか?大連で会おうよ。 成田から直行便出てます』

『泊まる場所は私が用意する。 空港で、アナタの名前を書いた看板を持って立ってます』

『アナタと結婚したい』
 日本人と結婚して日本の国籍を取ってやろうっていうよくあるパターンだろうが、若くて可愛い子に好意を寄せられるのは気分がイイ。会えば当然ヤレそうな流れだし。
 かくして週末の昼、私は大連行きの飛行機に乗り込んだ。

中国へ飛んだら
 成田から飛行機で2時間半、 夕方、大連に到着した。言われていた通り、到着ゲートの先には『ノブハル』という看板を持った女が立ってるが…。
 写真とは別人だ。年齢もえらいオバサンである。まさかダマされた?

「ノブハルさんですか?」

「…そうだけど。あなたがヨ ウさん?」

「違う違う。私は親戚。ヨウ に頼まれて迎えにきた」

「あ、そうなんだ」
 事前に言っといてくれよ。びっくりしたじゃん。
 私の泊まる宿はもう取ってあり、ヨウ本人はそこで待っているという。
 空港からタクシーで30 分、ホテルに到着した。とりあえ ず受付でチェックインをする。

「ホテル代は前金です。1泊で400元」
 しかし、カードで払おうとしたところ、差し出された明細の金額がおかしい。1200元(日本円で約2万5千円) になっているのだ。間違ってんじゃん? オバサンに助けを求める。

「ねえねえ、金額多く取られそうになってるんだけど、こ の明細」

「間違ってない。今日は私とヨウもここに泊まる。だから、あなた、私たちの分も払う」

「はぁ?」

「男が女にお金払う、中国では当たり前」
 おいおい、ちょっと待ってくれよ。とそのとき、後ろか ら声をかけられた。

「ノブハルさん」
 ヨウ本人だ。写真通りの美人さんだ。

「会えて嬉しいです」

「いや、こちらこそ…」

「お金大丈夫ですか?」

「…それはまあ何と言うか、 ちょっとアレだけど…」
 まぁ、今夜はこの子とヤレるはずだ。ここでシラけて台無しに、みたいなことだけは避けたい。宿代くら払って やるか。

「お金払うか暴力か、 どっちがいい?」

 ひとまずゴハンでも食べようと近所のレストランへ出か けた。

「ヨウが心配なんで」 と一緒についてきたオバサンにはイラっとしたが、食事はそこそこいい雰囲気だった。
 ホテルに戻ってきたのは夜9時だ。

「じゃあ、この後は、せっか くだし、ヨウさんと2人でし ゃべりたいんだけど」

「……」
 ヨウは黙っている。恥ずかしがっているのか。そこにオバサンが出しゃばってきた。

「今日はもう疲れたんで寝ようよ」

「え?」

「いきなり男と2人っきりは、 ヨウのお父さんお母さんも心 配する」

「少しくらいいいでしょ」
 こっちはわざわざ日本から来ているのだ。このままあっさり1人で寝るなんてありえないんだけど。

 オバサンはヨウを自室に帰し、こちらをギロっと睨んできた。

「2人っきりは結婚してから。 アナタ、まだ結婚してないか らダメ」

「はぁ? 呼び戻してよ」

「ダメ。ここ中国!中国の 文化に従ったほうがいい」
 何だそれ?
 ここまでやってきて何でこんなオバサンに怒られないといけないわけ。 腹立ってくるなぁ。

「意味がわからないけど」

「あなたの方がわからない」

「もういいわ!バカらしく なってきた!」

「じゃあ、結婚しないの?」

「そんなもんするか!」

「アナタ最低!」
 付き合ってられない。私はくるりと回れ右すると、さっさと自分の部屋に戻った。
 翌日。部屋がノックされる音で目が覚めた。

「あなた、本当に結婚しない の?」
 オバさんだった。しつこいって!

「結婚しないんなら、私たちハルピンに帰る。飛行機代払って下さい。3000元(日本円で約6万円)」 「はぁ? 払えるわけないだろ、そんなもん!」
 追い返そうとすると、思いも寄らぬ言葉が飛んできた。

「じゃあアナタ、お金払うか暴力か、どっちがいい?」

「えっ !? 」
 ……脅しか? 背中に冷たい ものがすーっと走った。おばさんがおもむろに携帯を取り出し、中国語で誰かに電話を始めたからだ。何だかヤバイ 雰囲気じゃないか!

 

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