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Q.マクロビオティックはどれだけ健康にいい? 信じたらカラダを壊す有名健康法100
2016.5.30

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 マクロビオティックは、日本で生まれて世界に広がった健康法だ。玄米や雑穀を主食に、野菜や海草をたくさん食べ、肉や乳製品、加工食品などは避ける手法である。
 
 歌手のマドンナやトム・クルーズらが愛好家として紹介され、日本でもブレイク。折からの健康食ブームにあやかり、専用のカフェができたりレシピ本が刊行されたりするなど、現在でも多くの注目を集めている。
 
 日経新聞の調査によれば、40代以上の女性の1割以上がマクロビオティックを実践しているというが、果たして科学的な証拠はあるのだろうか?

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A.栄養不足になる可能性があります

 マクロビオティックが「ある程度」健康にいいのは間違いない。加工食品を止めて野菜を増やせば自然とカロリーは減り、肥満対策にもなるだろう。
 
 が、いっぽうでマクロビオティックには大きな欠点がある。肉や乳製品まで止めてしまうため、どうしても栄養素が足
りなくなるのだ。
 
 具体的に不足するのは、ビタミンB12やクレアチン、カルノシン、各種アミノ酸など。いずれも肉や乳製品を摂らないと、うまく栄養を補うのは難しい。
 
 実際、マクロビオティックの悪影響を指摘するデータも多い。例えば、1990年にドイツの大学が行った調査によれば、マクロビオティックで育った子どもはビタミン不足で骨軟化症の発症率が増加(※5)。1996年にオランダで行われた大規模リサーチでも、マクロビオティックを続けた者はタンパク質やビタミンB12、ビタミンD、カルシウムなどが足りず、全体的に活力が下がる傾向があったという(※6)。
 
 つまり、健康に暮らすためには、ある程度の肉や卵が必須。それでもマクロビオティックを実践しようと思ったら、高度な栄養知識が必要になる。

 

 

 

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本稿は信じたらカラダを壊す有名健康法100に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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