ピックアップ
清原&野村の覚せい剤コンビに変装! 新宿でナンパに挑戦してみたら……
2016.5.17

 

清原と野村ナンパA

 鉄人社の関係者に、清原和博に激似の人物がいる。デザイナーのSさん、43才。単純に顔が似ているだけでなく、身長185センチの太鼓腹ボディで、体型も酷似しているオッサンだ。
 清原の覚醒剤騒ぎが耳目を集める今、このSさんほどモテモテの人材はいないとオレは思う。
〝時の人〞のソックリさんは、ただそれだけで人気者になるものだ。

 そこで考えた。

 彼と一緒に行動すればオレだってモテるのでは? いや、隣にいるだけじゃ、清原の人気を指をくわえて見てるだけに終わる。いっそのことこのオレも、清原の覚醒剤仲間のソックリさんになればいいのでは? そう、元ジャイアンツ・野村貴仁になるのだ。

 清原と野村。今、世間がもっとも注目するコンビである。これでモテなきゃ嘘でしょ。

 

清原だけで撮りたいんですけど

 金曜日の夕方。

 Sさんに清原ファッションに着替えてもらった。そのままでも十分似ているが、より雰囲気を出すため、ストライプのスーツを羽織り、ドーランで日焼け顔を作り、サングラスをかける。
 うわ、本物の清原だ! 似てるなんてレベルじゃなくね? 出所したと思われるんじゃね?

 ではオレも野村になろう。かつらをかぶり、長いヒゲを付け、ヘルメットを装着|。

 うーん、こっちは単体ならホームレスそのものだが、キヨと一緒なら必然的に野村ってことになるだろう。

 いざ出発だ!

 夜7時。新宿駅東口へ向かう。ひとまず界隈をぶらっと歩いてみよう。みなさん、清原と野村がやってきましたよ。

 すれ違う人、すれ違う人がジロジロ見てくる。声をかけられるまではしないが、女たちはどう思ってくれてるかな?

 目の前から若い子3人組が近づいてきた。行きましょう。
「ねーさんたち。これから女3人で恋バナって感じですか?」
「…いや、別に」
「こっちの人、ぼくの先輩なんですけどね。恋多き人なんで相談してみません?」

 気の効いた第一声ではないが、それは別にいい。こっちは、〝時の人〞のそっくりさんなんだし。
「……大丈夫です」

 おかしいな。何だか警戒されてるんだけど。誰かわかってるよね?
「ま、別に恋バナはどうでもいいんだけど。ぼくの先輩、イカツイでしょ?」
「……清原っぽいですよね」
「そうそう!だからぼくは、それに会わせてヘルメットかぶってるんだけど」
「………」
「野村知らない?清原の相棒の」
「誰ですか?」

 知らねーのかよ。

 一応、「軽く飲みにでも?」と誘ってみたが、普通に逃げられてしまった。野村を知らなきゃ、こんなヒゲ面、警戒するよな。

 次はアラサーっぽい3人組に行ってみよう。
「すみません、おねーさんたち、ぼくの特技をちょっと見てもらえません?」

 まずはSさんが素振りのポーズをしながら声をかける。さっき2人で考えたツカミだ。
「はははっ。清原っぽい」

清原と野村ナンパ5

 3人とも笑ってくれている。反応はいいぞ。
「清原さんのその顔、何塗ってるですか?」
「これは日焼け。あんま寝てないのをゴマかすためで」
「それってマジで清原っぽいじゃないですか」
「いやいや、ヘンなことはやってないよ。眠眠打破は飲みまくってるけど」
「大丈夫ですか、清原さん」

 食い付いてきてくれてる。やっぱ人気者だな。

 と、1人のコがスマホを取り出した。
「写メ撮っていいですか?」

 素晴らしい!こういうチヤホヤを待ってたんだ。

  ところが、オレがSさんの横に並んで立つと、彼女がスマホを構える手を止めた。
「清原だけで撮りたいんですけどいいですか?」

 何だそりゃ?
「…せっかくだからボクも一緒がいいんじゃないの?清原の相棒の野村だよ?」

「……あっ!!野村ってあの人ですか!」

 今気づいたのかよ!今までそばにいたのに誰だと思ってたんだよ。

「でも、なんかひげ多い。コスプレのクオリティ低い」

 3人組は清原だけの写真を撮り終えると、俺にはまったく興味を示さず行ってしまった。

清原と野村ナンパ8

「あー、はいはい。2ちゃんで見たような」

  そろそろ飲み屋にでも行ってみよう。

 3丁目の某店で、都合よく女2人組の隣の席が空いていた。矢口真里っぽい小柄ネーさんと、おっとり雰囲気のメガネっこのコンビだ。

 オレたちが隣に陣取った瞬間から、チラチラ視線が飛んできてる。声かけてみっか。

「ねーさん、小柄だね。うちの先輩が横にいるから、高低差がすごいよ」

「チビを強調しないでよ。やだやだやだぁ~。てか何センチなんですか?」

 矢口が間髪入れずに反応してくれた。

「185」

「デカ、ヤバ、コワッ。というか清原みたい」

 

 

続きは次ページへ