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社長室は秘密の匂い!ワタシ、社長の秘書兼愛人をやっています。
2016.5.14

 みなさんは、社長と秘書と聞いて、イヤらしい連想をしたことがありませんか。テレビドラマでもよく見かけるような、男と女のソレです。

 いかにもなシチュエーションですよね。そんなベタなことがそうそうあるかと。

 実はあるんです。私、社長の秘書兼愛人なんです。

 

16万だった手取りが50万!

 女子大を卒業後、第一志望のイベント会社に就職したのはいまから2年前のこと。

 そのころ、すでに現在と劣らぬ未曾有の就職難なんて言われていましたから、本来なら大喜びすべきでしょう。

 が、実のところ、私の気持ちはドンヨリ沈んでいました。実は、希望した営業職ではなく、イベントの仕事とは無縁の事務職としての採用だったのです。

 仕事が始まっても何一つ身が入らず、毎日ぼけ~っとする有様。給料も残業が多い割には手取りが16万たらずです。

 一時は本気で辞めようとさえ思ってきました。

 けど、そんな私をかろうじで会社にとどまらせていたのが、社長の存在です。彼は、36才と若いながら、一人で会社を興し、現在、社員50人を抱えるまでに成長させたやり手でした。

 そんな社長が、ちょくちょく食事に誘ってくれたり、プライベートな悩みを熱心に聞いてくれたりと、とにかく私に優しく親身に接してくれるのです。

 もちろん、社長が好意を寄せてくれていることはわかってました。じゃなきゃ、こんな特別扱いされるわけありません。私はいつホテルに誘われるのだろうとドキドキしていました。

 が、食事をしても酒を飲んでも、社長にそんな素振りは一切なし。いったいなにが目的で優しくしてくれるのでしょうか。

 社長から、突然秘書になるよう言い渡されたのは、そんなある日の事です。

 最初、なぜ私が、と不思議でした。社長は、なんでも自分でやらないと気が済まない性格。秘書など必要じゃなかったのです。

 しかし、条件として提示された給料の額を聞いてはっきりしました。

 なんと手取りで50万。いくら鈍い私でも、月給がいままでより34万もアップすれば、わかります。愛人になれということでした。

 

喘ぎ声を上げたら社員に丸聞こえ

 恋愛感情こそないものの、お兄ちゃんのような社長がいつしか心の中で大きな存在になっていたことは事実。まして給料は大金です。私は、二つ返事で秘書の辞令をうけ、誘われるままその夜、社長にカラダを捧げました。

 以来、会社での私はいつもお尻の落ち着かない毎日を過ごす事になります。至極当然でしょう。それまで存在しなかった秘書というポストに私が抜擢され、周囲の驚きたるや相当なものだったのです。

秘書兼愛人

 

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