ネットを問わず、昔から定番の噂が「ガッツ石松伝説」だ。元プロボクサーのガッツ石松が言い放った迷言エピソードのことで、代表例は以下のとおり。
•「好きな数字は?」と聞かれて「ラッキーセブンの3」と答えた
•「太陽はどっちから昇る?」と聞かれて「右から昇る」と解答
•タクシーの運転手に「そこ右に左折して!」と指示
• 「私はボクシングで人生が380度変わりました」とインタビューに解答
が、実はこれ、1980年代にビートたけしのラジオ番組にハガキ職人たちが投稿した創作ネタ。同番組には、ガッツ石松のほかにも長嶋茂雄やポール牧、ジャイアント馬場などをいじるコーナーが存在し、架空のエピソードが大量に放送されていた。
しかし、なぜかガッツ石松のエピソードのみが「真実」として残ってしまったらしい。わからなくもないが。
本稿は『釣られたら恥ずかしいネットのデマ150』に掲載されております。
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