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風俗でバッタリ再会シリーズ! 命惜しけりゃ、一発惜しむな! 若頭の服役中に、姐さんとソープで遭遇!!
2016.4.18

 初恋相手とテレクラで(10月号)。同級生とデートクラブで(11月号)。ここのところ読者ぺージで立て続けに紹介された、風俗でバッタリ再会シリーズ。世の中、ほんとに狭いものだ。

 では引き続きオレも報告させてもらおう。ただ、悪いがこの話は笑えない。初恋だ同級生だなんて甘っちよろい再会ではないからだ。

 

若頭の愛人は黒木瞳似の美人ホステス

 オレがヤクザ社会に足を踏み入れたのは、今から約15年前のことだ。オヤジを含め構成員20名の小さな組だが、イケイケで商才に長けた若頭の大西を中心によくマ卜まり、地元ではかなり幅を利かせていた。

 大西兄貴の秘書役という重要ポストに任ぜられたのは、盃をもらってから3年後の平成3年春。厳しい若頭につきっきりという大役に、オレはかなりの緊張を強いられた。

 手伝いを始めて1カ月が過ぎたころ、兄貴に新しい女ができた。

「美樹んトコ行くし、車で送ってくれや」

「はいつ」

 SLベンツに乗り込み、告げられた行き先は一等地の高級マンションである。チャイムを押すと、近藤サトのような声が聞こえてきた。

「いらっしゃいませ」

 エプロン姿で兄貴に深々と首を垂れる美樹さん。ゆっくり顔を見上げてみれば…、う、ウソやろ。黒木瞳みたいやん!?

 高級クラブのホステスをしているという彼女、とてもオレの1コ上とは思えないほど、シットリした雰囲気が漂っていた。

「何をボッとしてんねん」

「は、はい」

 兄貴に小突かれ部屋の中へ。革製ソファと高級酒類に記インチの巨大テレビがドーンと置いてある、絵に描いたような愛人部屋だ。

「ナオ君、ブルーマウンテンとアールグレイ、どちらがよろしいかしら」

「い、いや、自分はもう帰ります」

 この日以来、オレはちょくちょく兄貴の遣いでマンションを訪れ、その度に彼女に心酔していった。極道の愛人ともなると、ときに下っ端のモンを自分の手下と勘違いして、無理難題を吹っかけるもんだが、美樹さんは逆。兄貴を待ってる間、タコ焼きを焼いてくれるような優しい女性だったのだ。

 手を出そうだなんて下心を抱いたことなど1度もない。恐くてそんな気すら起きないというのが本音だ。まっかりに1千万積んでも、オレみたいな男が相手にされるワケないしね。

 

トビラの向こうに嬬祥姿の姐さんが…

 その翌年、兄貴が傷害罪で実刑を喰らい、2年ほどムショに務めることとなった。

 組はハチの巣を突いたような騒ぎになったが、要所要所で刑務所からハト(伝達係)を飛ばしてくれたおかげでシノギはなんとか回転。オレも新しい役職を無難にこなし続けた。

 兄貴の逮捕から半年が過ぎた、ある日のことだ。
「ナオ、ソープ行くでえ〜」

 ツレと酒を呑み、すっかり気分が盛り上がったところで風俗街へ繰り出したオレは、ボーイに部屋へ案内された瞬間、酔いを覚ました。

「ね、姐さん…」

 ドアの向こうで「いらっしゃいませ」と深々と額を下げたのは、紛れもない美樹さんだったのだ。

「……」

 無言で風呂の準備にとりかかる美樹さん。ちよ、ちょっと、何してはるんですか!クラブの仕事はどないしたんです!

 喉まで出かかった一言は、しかし、オレの腹におさまってしまう。もしかしたら、別人か”オレは相当酔ってるんか?

 いや。間違いなく姐さんだ。彼女はオレに気づいている。一度目を合わせたが最後背を向けたままなのがその証拠。普通、客にそんな態度はとらないだろう。

 彼女はローションを取りだし、薄ピンク色の儒祥の帯を解こうとしていた。金は払っているのだから、きっちりサービスを受けていけ。そういうことなのか。

 華著な身体に不釣り合いな巨乳がソソる…、ってアカン! 兄貴にバレたら、絶対に殺されてまう!

 しばらくの間、オレは中学生のようにモジモジしていた。心なしか美樹さんの雲身体も小刻みに震えている。

 室内の空気はどんどん凍てついていく。え〜い、しやあない!

「あの、コッチ座ってもらえませんか」

 オレはベッドに腰かけ、彼女を隣に呼んだ。と、同時に目の前にプリッと差し出されるピンク色の乳首。ああ…。アカン、アカン!

「姐さん、服を着てください。ホンマに耐えられんようになってまうから」

「そんな…」

「なかったことにしましょう。今日のことは、お互いの記憶から消しましょう」

「でも…」

「何があったか知らんけど、兄貴に殺されまっせ。時間が来るまでソファで横になってますわ。もし金で困ってはるなら言ってください。ほな」

「…ありがとう」

 オレはいきりたった股間を太ももでギュッとはさみつけ、泣く泣く時間が過ぎるのを待った。一度ヤってしまえば、ズルズル彼女の虜になり、いずれは兄貴にばれるに違いない。肉体は惜しいが、これで正解なのだ。

 

 

 美樹さんはまもなくソープをやめ、その半年後、兄貴も娑婆に帰ってきた。二人は今も恋人同士だ。もちろん俺は、秘密をかたくなに守り通している。こんなことばらしても誰も得はしない。それにしても兄貴の横で素知らぬ顔で座るねぇさんときたら・・・。女は怖いのぉ。

イラスト/坂本千明

イラスト/坂本千明

 

 

日本一下世話で、日本一オモろい、エロい。

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本稿は裏モノJAPAN2015年10月号(スマホで簡単なDMM版はコチラ)に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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201510

 

 

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