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元ミスコン優勝の同級生がセフレ三昧の淫乱女になっていた~偶然ばったり再会シリーズ~
2016.2.13

「ご近所さんを探せ」という老舗有名サイトがある。

 いくらインターネットはワールドワイドだ!と声高に叫ばれようとも、やはり近場の人間とコミュニケートしたほうが断然面白いわけで、このサイトも昔から大変な賑わいである。

 大半の男女が、おいしいお店の情報交換やサークル会員募集をしている中、私の目的はやはり出会いだ。

 同じ町内はさすがにマズくても、隣町ぐらいの子と知り合えれば簡単に会えるし、もしセフレになった暁にはしょっちゅう通いまくって……。

 地域掲示板で女性の書き込みを見つけてはメールを送りつける戦法で、現に今まで4人ほど知り合い1人とセックスできたのだから、狙いは間違ってないんだろう。

 

私は4月ですから学年も一緒ですね

 その「ご近所さん」をきっかけに、今年7月、同じ市内に住む人妻チカと、メール交換を経てチャットで話す関係になった。

 年齢は俺と同じ35才。ちょっと歳を食いすぎてるキライはあるが、が、条件はこっも同じ、文句は言えない。

〈今年で35ですか?〉

〈そうです。6月になったばかりで。チカは?〉

〈私は4月です。学年も一緒ですね〉

 同級生ってことは、もしかしてお向かいに住むミナちゃんかも。あるいは小学校のクラスメイトだったりして。いや、市は同じでも町が違うようだからその心配はないか。

 しかし、地元情報や夫婦生活の不満などを話すうちに2人には意外な接点があることが発覚する。

 彼女が地元放送局の高校野球予選を見ていたため、話題が高校時代に飛んだときだ。

〈チカは高校も市内なん?〉

〈うん、そうやで〉

 あっけらかんと情報を公開する女だ。個人を特定される心配はないのか。ちなみに我が市には、私立公立合わせて5つの高校がある。

〈へえ、どこ?〉

〈さぁ 笑〉

〈商業?〉

〈ううん、普通科〉

〈どこやろ…。たぶんS高かな。こういう女、多かったもんな 笑〉

〈Y校〉

〈え、Y校!?〉

 まさかのまさか、我が母校である。

〈俺もなんやけど!〉

〈うっそ~クラスは?〉

〈1組〉

〈私、4組。イッシーのとこ〉

 石井か。たしかにいたなそんな先生。つーか、てことは君は誰なの?

〈さあ、誰でしょう 笑〉

 チカか…本名じゃないだろうが、チカチカチカ…中野千香子?

〈ピンポーンよくわかったね!〉

〈マジで?俺、斉藤やけど知ってるかな?〉

〈バスケ部の?覚えてるー〉

〈マジマジ?うっそー、こんなことあるんや。ビックリ!〉

 

童貞ニキビ男と学校1の美女

 このときの高揚を伝えるには、20年前の青春に触れておかなければならない。

 当時の私は、弱小バスケ部に籍を置く平凡な高校生で、モテる存在ではなく、長い童貞生活を余儀なくされていた。

 一方の中野は1年生のときから学園祭のミスコンテストに他薦されるほどの大人びた容姿で、2年のときには実際にも輝いた。大学生の彼氏がいるとの噂を問いたこともある。

 童貞ニキビ男と学校一の美女に、接点などあるはずもなし。よもやこんな形で親しくなろうとは。

 チカと呼び捨てにするのも照れくさくなり、私は苗字にさん付けで会話を続けた。

〈まさかこんなとこで中野さんと会えるとは思わなかったよ〉

〈久しぶりだね〜。覚えててくれたんや。2年のときクラス一緒やったやん〉

〈そうそう、でもあんまり話したことなかったような。いつも俺ら男と群れてたし〉

〈馬場君とかもいたね。みんなどうしてるの〉

〈全然知らんわ……誰も連絡取ってないし〉

〈へえ、久しぶりにみんなの顔見てみたいなあ。どうしてるんやろ〉

 私にはこういうサイトを使っていることに対する後ろめたさがあったのだが、彼女にそんな様子は微塵もない。まるで近所のスーパーで同級生に出会ったような感覚みたいだ。

 考えてみれば、『ご近所さん』は、ギラギラした出会い系サイトではないのでコソコソする必要はないのかもしれない。

「じゃあ2人で同窓会やろうか」

 軽い冗談を振ると、元ミスY高はあっさり乗ってきた。

「うん、ええかもなー」

 

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