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オンナが友達の目を気にしないから即ヤリも十分イケる!? 1人合コン・1人街コンは絶対にオイシイの法則
2016.2.8

一人合コン4-6640

 オタクで生きてきた俺は、コンパとやらいうものに今まで二回しか出たことがない。共に法政大学時代だ。

 あの雰囲気はいまいち好きになれなかった。可愛い子のそばに座れば、嫉妬した友人どもがジャマに入り、ちょっと物思いに耽っていると「ノリが悪いよ」とちゃかされる。
 男のほうはまだいい。問題は女だ。

 彼女らは互いの目を意識してるから、はしたない行動を控えがちになるし、しかも女同士守り合う体制になっているため、酔いつぶれた1 人をいざ暗がりへ行こうとしても、他の女が鉄壁のディフェンスを敷いてくるのだ。
これでは勢いだけがウリの俺に勝ち目はない。

 なので社会人になってからも、俺の遊び場はテレクラか婚活パーティに絞られていたのだが、ここに来て、
とても興味をそそるコンパの存在を知った。
 1人参加限定の合コン・街コンだ。男女ともに友達と一緒の参加はできず、したがって上記のような問題は考えなくて済むのである。

 これは行かねば。

 

なぜディフェンダーのいない危険な合コンに?

 まずは一人合コンから。
 ネットで、金曜日夜8時からの新宿開催に申し込むと、業者から店の地図と参加人数のメールが届いた。男性9人に女性8人。いいバランスだ。
 当日、10分前に会場の居酒屋についた。細長いテーブル席がひとつあり、参加者17人が男女関係なく自由に座る形式らしい。

 まだ誰も来てないので、とりあえず端から2番目の席に着く。開始時刻が近づくにつれ、続々と参加者がやってきて、俺の周囲も徐々に埋まっていった。両隣は、藤木直人風の若者と、40代半ばのハゲのおっさん。

 そして我ら3人の向かいに座る女性陣は、堂真理子アナ似(20代)、ガリガリさん(20代)、一青窈似(30代)の3人。自然とこの6人のメンバーで、テーブル隅っこ部門の合コンがスタートした。
 どことなく軽いノリの藤木が、会話をリードしていく。
「みんな今回はどういうきっかけで参加したの〜?」
 俺もそれはちょっと知りたかった。男はともかく、女はどうしてディフェンダーのいないこんな危険な合コンなんぞにやってきたのか。
 最初に口を開いた堂真理子ちゃんは、休日は家にいるばかりだったので飲み相手が欲しく、今回1人で参加したとのこと。続く2人も、まあ同じような理由だった。

 この東京には友達のいない女性がわりといるようだ。
 たいして盛り上がらない6人での会話はすぐにほころび、それぞれ1対1でのトークへと移行した。元々、全員、知り合いが誰もいないのだからこうなるのは必然だ。口説く側としてはありがたい。
 俺の狙いはやはり堂真理子ちゃんだ(便宜上、以降は真理子ちゃんと呼ぶ)。
「真理子ちゃん、モテるでしょ。男女問わず」
「えー全然! なんでそう思ったんですか?」
「そんなのスタイルいいし声かわいいからに決まってんじゃん」
 そこに、ハゲオヤジと話が噛み合わないのか、ガリガリさんが割り込んできた。

「うん、絶対モテそう〜!」
 あんたはいらないの! 
 普通の合コンならば調和を合わせて3人の会話にせざるをえないが、ここは無視して真理子ちゃんに集中する。
「真理子ちゃんって絶対2人で飲みに行ったら楽しいタイプだよね」
「そうそう! 私会社帰りとか飲みたいんけど全然飲めてないんですよ~! 職場の飲み会、年に2回しかないし」
 よしよし、真理子ちゃんもガリガリさんを無視してるぞ。一人参加はやっぱりいいなぁ。普通だったら、ジャマが入る場面なのに

 会の終盤では我ら6人だけでなく、他のメンバーたちもみんな1対1の会話に移行していた。合コンにありがちな1対2、2対2のような組み合わせはどこにもない。そろそろテレクラで鍛えたトークを武器に、本格的な口説きに入ろう。

 真理子ちゃんがトイレに立ったのをすかさず追いかける。
「おっ、飲んでる〜?」
「うん、飲んでる飲んでる〜!」
「だよね〜ビールぐびぐびいってるもんね〜!」
 肩をポンと叩いたついでに一歩近づく。口からかすかにアルコールの香りが漂う。
「今日は真理子ちゃんと出会えて良かったよ」
「どういうことですか?」
「かわいいからに決まってんじゃん」
「またまた〜」
 そのとき目の前を、あのハゲオッサンが通った。一瞬、こちらをチラ見して、無言で通り過ぎていく。これまた一人合コンならではのシーンだ。

 普通だったら、「お前らなにしてんだよ〜」的なジャマが入る場面なのに。ありがたや。
「このあと2人で飲み直そうよ。もっと話したいからさ」
「じゃあその時の流れで〜!」
 うん、好反応だ。

 会はいよいよ終了時刻となり、ドリンクのラストオーダーが終わったあたりでメンバーがポツポツと帰り出した。終わりの挨拶も一本締めもなく、いつ抜け出してもOKなわけだ。

 そしたら真理子ちゃん、オレらも2人で飲み直しますかね。
「そろそろ出よっか」
「うん。あっ、コート取ってください」
 その様子を見ていたガリガリさんは、挨拶もせずに消えていった。しつこいようだが、これも1人合コンならではだ。
 普通の合コンでは、たいていブスリーダーが、
「ちょっと〜。このコは今日は私と帰るんだからね〜」
 とか言って引っ張っていくものだけど、ガリガリさん、あなた他人だもんね、止めるわけがないよね。

一人合コン5

 

ペッティングも済んだことだし

 真理子ちゃんと手を握り、洋風居酒屋に入った。席は隣り合わせだ。
「いやーホントに今日参加してよかったよ」
「うん、楽しかった〜」

 テーブルの下で、すっと太ももを密着させる。

 …足が逃げない。ならばそのまま腰に手を回して…。
「…」
 彼女が黙った。展開が早い。うん、いけるシグナルだ。身体を引き寄せてグラスを持ったままキスをする。

 あら、これも拒否らないし。しばらくイチャイチャし、店員さんに写真なんぞを撮ってもらいながら、恋人気分で30分。

 ではペッティングも済んだことだしそろそろ行こうか。

 

 

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