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フーゾク嬢は必ず不幸話を持っている! ウソ取材&ウソもらい泣きで あれよあれよと体をちょうだいする
2016.1.29

心にガツンと響いちゃったか

 風俗が好きでヘルスやソープによく行くが、不幸話を披露してくる女がたまにいる。

「精神科通ってて」とか「レイプされたことがあって」とか。まあ言ってしまえば病んでいる連中だ。
 ある日、ふらっと入ったヘルスで女の子としゃべっていたときのことだ。
「うち、元カレの借金を肩代わりしてて…」
「…そうなんだ。それは辛いね…」
 ちょっとからかいたくなり、目頭を押さえて泣き真似をしてみた。
「偉いな、頑張って生きてるんだね」
「…はい」
「うんうん。気持ちわかるよ」
「…はい」
「なんだかすごく同情するよ。ううっ」
 おおげさに鼻をすすってみる。と、彼女の目元が光っている。
「…何かありがとうございます」
 おやおや、心にガツンと響いちゃったか。ならばと肩をぎゅっと抱いてみる。
「自分でよければ、いくらでも話聞くよ。よかったらこの後ゴハンでも行かない?」
「…いや、でも、今日はちょっと…」
 ま、さすがにそうはうまくいかないか。

 

「よかったらもう少し一緒にいようよ」

 しかしこの同情泣き、悪くないんじゃないかと思った。アフターに誘うネタとして使うんじゃなく、アフターに連れ出してからカマせば…。

 数日後、また別のヘルスに行ったところ、良さそうな女がついた。
「私、子供のころに親から虐待されてたんで…」
「…そうなんだ」
 ちょっと間を置いてから切り出す。
「実は自分、雑誌の記者をやっていて。今度、『風俗嬢たちの履歴書』という連載を始めようと思ってるんだけど」

「はぁ…」
「キミはすごい人生を送ってきてるし、よかったら話を聞かせてもらえないかな?」
「じゃあ、まあ、はい」
 上手くいったぞ! 彼女の仕事が終わった後に駅前で待ち合わせた。
「話を聞く場所は、喫茶店とかだと隣に客がいてしゃべりにくいですよね」
 もっともらしいことを言ってカラオケボックスへ。さっそく女に語ってもらいながら機をうかがう。
「母親が再婚してて。父親ってのは義理の親なんですけど」
「なるほど」

「熱いおみそ汁を頭からかけられたことありますよ」
「そういうのって、ずっと覚えてるでしょ? 記憶にこびりついてるんじゃない?」
 とりあえず煽りまくる。そして頃合いを見計らって目頭を押さえてみた。
「うんうん。すごい人生を歩んできたんだね」
「…そうですかね?」
「そうだよ。何かキミの背負ってるものを想像すると泣けてくるよ」

「……」
「キミは頑張って生きてると思う。本当にえらいよ」
「…ありがとう…ございます」

 彼女がすーっと顔を伏せた。肩が震えている。いい流れになってきたようだ。
「いろんな女の子に話を聞かせてもらったけど、取材中に泣いたのは初めてだよ」
「…そうですか」
「つらいことを思い出させてごめんね」
「…大丈夫…です」

 ぐいっと抱き寄せて頭を撫でてやると、彼女も泣き始めた。
「いいよいいよ、泣いていいよ」
「…すみません」
「何だかキミが愛おしくなってきたよ」
 ここまで心を開かせればもらったも同然だろう。
 その後、さらに話を聞きながら2人でたっぷり泣いた後(と言ってもオレはウソ泣きだが)、カラオケを出たところで切り出してみた。
「今日はありがとう。よかったらもう少し一緒にいようよ」
 手を握ってラブホ街に向かって歩き出すと、女はすんなりついてきた。大成功。

 というわけで、このウソ泣き取材作戦、これまで6人にカマしてみた。

 うち3人はアフターに誘い出せなかったが、誘い出せた3人については全員セックスできている。

風俗嬢と不幸話

イラスト・清野とおる

 

 

 

本稿は裏モノJAPAN2015年6月号に掲載された記事をWeb版に再編集したものです。

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裏モノJAPAN201506

 

 

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