その他
渋谷のハロウィン騒ぎにアラーキー仮装で突撃すればスケベ写真を撮り放題では!?
2015.12.27

アラーキー

 昨年のハロウィンの夜、オレはみのもんたコスプレで渋谷に乗り込んだ。
 ご存じの通り、情報番組『朝ズバッ!』で女子アナのお尻を触った触ってないのスキャンダルを起こしたみのもんたには、セクハライメージが付いている。そんなみのさんのコスプレをすれば、女の子にセクハラをカマしても、おふざけってことで許されるだろうという目論見だった。
改めて考えると我ながら危なっかしいことをしたと思う。後日ニュースで知ったが、バカ騒ぎに乗じたチカンで逮捕された人間もいたそうだ。ふぅ。
 じゃあ今年のハロウィンはどうすべきか。安全にオイシイ思いができる方法はないのか。
 思いついたのは、アラーキーコスだ。
 言わずもがな、日本を代表するヌード写真家だ。そんなアラーキーの仮装で女に「ちょっと脱いでみようか」なんてカマせばどうだろう。テンションが上がっている相手ならば、乳首くらい撮らせてくれるのでは。まぁ、アラーキーに頼まれたんならしょうがないかなぁ、と。

「アラーキーって何ですか?」

 10月31日、ハロウィン当日。
 バリカンでハゲ頭にし、丸メガネとおもちゃのヒゲを付け、一眼レフカメラを持つ。どう見てもアラーキーだが、念のため「アラーキー」というタスキもかけ、渋谷に向かった。
 夜8時。渋谷駅前は、例年通りの状況だ。スクランブル交差点を埋めるコスプレ連中の年齢層は、ハタチ前後がメインか。
 交差点を渡っていくと、色っぽいナースコスプレの2人組がいた。声かけてみっか。
「おねぇさん方、ちょっと写真撮らせてちょうだいよ」
「いいですよー」
 ひとまず普通にパシャパシャ撮りながら、作戦開始。
「いいよぉ。すごくいいねぇ。創作意欲がわいてくるよぉ」
 アラーキーの口調は知らんが、カメラマンなんだから「いいよぉ」「いいねぇ」は連発して間違いないはずだ。
「胸の谷間がもうちょい見えたほうがいいねぇ」
「何ですかそれぇ〜」
 2人が胸元をさっと手で隠した。
「そういうことしたらエロスが半減だねぇ。アラーキーに撮られてるってことを考えてくれないと」
「アラーキーって何ですか?」
「知らないの!?」
 首をぶるぶる振られた。マジかよ、キミたち、無知過ぎるんじゃないの? 
 しかし次のグループも、その次のグループもアラーキーを知らなかった。
 アラーキー、若い連中に全く知られてないじゃん。もうジジイだし、テレビによく出る人間でもないから仕方ないのか。困ったな…。

 

谷間ショット、いただき!

 気分転換に缶ビールを飲んでいると、胸元のがっつり開いた浴衣ちゃんを見つけた。肩に羽織ったガウンをパタパタやってるあたり、ちょっと酔っ払ってそうだ。
「おねぇさん、ちょっと写真撮らせてちょうだいよ」
「うわ、変な人きた」
「アラーキーだよ」
「知らないしぃ〜」
 またも無知系だが、ノリはよさそうだ。とりあえずカメラを構える。
「いいよぉいいよぉ! すごくいいねぇ。写真集、15万部いけるよぉ」
「カメラマンの人?」
「その通り。でもアラーキーはただのカメラマンじゃないよぉ」
 彼女の胸元を指差す。
「おっぱいのアップいくよおぉ!」

アラーキー2

 

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