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妻があんなにヤラしかったなんて…… 離婚の危機を救った愛しきスワッピングカップル(前編)
2015.12.26

仲たがい

どうすれば以前のような関係に戻れるのか

 大手食品メーカー下請け商社の営業マンである私が結婚したのは、40才のときでした。妻のミエは10も下の30才。出会いのきっかけは友人の紹介です。

 

 よく尽くしてくれる妻で、愛妻弁当を作ってくれるばかりか、同僚を夜遅くに連れて帰っても、嫌な顔一つしません。私には出来すぎた妻でした。

 

 しかしそんな幸せな日々はほんのわずかな間だけでした。接待やサービス残業などで帰宅が遅くなるたび小言を言われるようになったのです。

 

「なんで毎日、こんなに帰り遅いの?」
「そんなこと言ったって、仕事の付き合いだから仕方ないだろ」
「あなた、外に女の人とかいないわよれ?」
「何言ってんの?勘弁してくれよ」

 

 いったんこうなると、夫婦関係など脆いものです。

 

 毎日のように言い争いが起こり、そのうちセックスをする気も起きなくなり、いつしか顔を合わせることすら億劫になっていきました結婚してわずか1年。でもわずか1年だからこそまだ人生をやり直せると、ごく自然な流れで離婚の話が出てきました。子供がいなかったことももちろん大きかったと思います。

 

「今はお互いがお互いを愛していないんじゃないかと思う。こんな決断するのは不本意だけど」
「とりあえず時間を置きましょう。わたし実家に帰ります」

 

 悲しい表情で、彼女はバッグを抱え実家に戻ってしまいました。

 

 40の男なんて図体だけでかい子供のようなものです。自由気ままな生活に戻って初めて気づきました。
やはり独りはイヤだ。暖かい家庭を築きたい

 

 数日後には妻の実家を訪ね、彼女を連れ戻していました。とはいえ、どう接していいかまだわかりません。どうすれば以前のような関係に、出会ったときのような感覚に戻れるのでしょう。

 

 仕事も手につかず、私は何かに取り猿かれたように「夫婦」「倦怠期」「関係修復」などのキーワードを会社のPCに打ち込んでいました。

 

 そのとき、数多く検索にヒットしたのが「スワッピング』という言葉だったのです。

セックスを「道具」として使ってみるのもアリ

 とあるスワッピングサークルのサイトには、パートナー交換する夫婦のなまめかしい写真がアップされ、掲示板には交換相手の募集が書き込まれていました。

 

《男48才、女38才の夫婦です。妻は豊かなGカップが自慢です。27日のお昼に名古屋の○○ホテルでSW(スワッピング)しませんか?》

 

《スワッピング歴5年目です。今度、岐阜でサークルを立ち上げることになりました。そこで創立メンバーの募集です》
 何なんだこれは?

 

 

 スワッピングという言葉は知っていましたが、正直こんなに、この特殊な性癖を持つ人々がいるとは思いもしませんでした。しかも、そんなサイトに踊る文字は、ことごとく「夫婦不和から救われた体験談」ばかりだったのです。

 

 

《離婚寸前だった夫婦の紳を取り戻した》
《愛していることを、再認識した》
《他の男に抱かれている喪失感が、自分を変えた》

 

 それまではまったく発想になかったのですが、このあたりの男女関係のアヤは理解できなくもありません。

 

 正直、40才ともなればセックスに対しピュアな考え方はありません。愛し合う者同士だけの行為だなんて思ってるのは少女漫画の主人公ぐらいのものでしょう。

 

 妻や私が他の夫婦と抱き合い、そこでの嫉妬や興奮がかえって関係の修復につながる。セックスをそんな「道具」として使ってみることもアリなのかもしれません。

 

 しかし、それは男である私個人の考えです。昔から奥手だったらしい妻に提案が受け入れられるでしょうか。私は、スワッピング専門誌の『ホームトーク」を資料として買い、深夜の居間で妻に話しかけました。

 

「このままいくと俺たちはダメになる。そこで相談なんだが、二人の愛を確かめ合うためにも、スワッピングに参加してみないか?」
「スワッピングって?」

 

 

 私は専門誌を見せ、本業のセールスのように畳みかけました。決してイヤラしさなどは匂わせずに、懇々と…。

 

「わかったわ」

 

 てっきりなじられるかと思いきや、妻は私の用意した資料を読み、大きく息を吸うと、立ち上がりました。

 

「その変わり、明日まで考えさせて…こういう話だから…ね」
「わかったよ」

 

 すでに別室となった寝室へ、妻は消えていきました。2日後の夕食中、彼女が口を開きました。

 

「一昨日の話、わかりました。これからどうしたらいいのか、また教えてください」

 

 妻がなぜOKしたのか。その理由がわかったのは何年も後のことです。実は彼女、実家に帰ったときに厳格な両親にこつぴどく責められたそうなのです。嫁いだばかりなのにどういうつもりなんだと。もうどうにでもなれという気分だったのでしょう。

「ア、アアア……アアン」 聞き慣れた喘ぎ声が

 翌日から私は、スワッピング相手を探すためマニア専用サイトの掲示板へ書き込みをはじめました。初めてなのですから、やはりベテランの夫婦にお願いしたいところです。

 

《41歳と31歳の夫婦です。ウチも巷で話題のセックスレス(笑)です。経験豊富なご夫婦、どうか私たちに刺激を与えてはもらえないでしょうか?》

 

 書き込みの翌日、さっそくレスポンスがありました。私より2つほど年齢が上の、スワッピング歴5年の夫婦です。

 

《まずは食事をしてから、リラックスした雰囲気の中ではじめましょう。奥様もその方がよろしいと思います》

 

 紳士的な文面に期待が高まります。帰宅して妻に提案してみました。

 

「どうかな、この人たちで」
「うん、別に」

 

 気のない返事を返し自室に入ってしまいました。やはりそこまで乗り気ではないようです。

 

 一週間後の週末、待ち合わせ場所に指定されたホテルのレストランへ向かいました。めかし込んだ妻は、タクシーの中でも表情を固くして一言も口を開きません。

 

 個室に通されると、役所広司似のスーツにノータイ姿の男性と、高木美保似の奥さんが、私たちをリラックスさせようとにこやかに微笑んでいました。

 

「はじめまして」
「こんにちは。よろしく」

 

 お互い会釈し、料理をつつきながら、互いの会社の話や奥さんの趣味の話など、他愛もない会話を交わしました。

 

「どうですか?下に部屋を取ってあります。私たちでよろしいですか?」

 

 ごく自然な流れで誘ってくる2人。スワッピングとはこんなに簡単なものなのでしょうか。私が考えあぐねていると、妻が即答しました。

 

「ええ、こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 

 何かが吹っ切れたようです。4人で移動し、お互い夫婦同士でシャワーに入り、バスローブに着替えました。おかしなもので、久しぶりに見る妻の体がなんだか愛おしく思えてきます。

 

「では、お酒を飲みながらはじめましょう」

 

 パートナーを交換して、軽いタッチから。このとき私は人の奥さんを寝取る興奮よりも、妻がどんな行動をするかに気を取られっぱなしでした。

 

 妻は恥ずかしそうに唇を重ねています。そして彼の手は胸元へ。何なんでしょう、この気持ちは。ただのキスなのに、一度は離婚も考えた妻なのに、ここまで胸が締めつけられるなんて。

 

「最初は気になるでしょう。誰だってそうよ」

 

 

 奥さんが私の耳元でささやき、股間に手を這わせてきました。どうやら4人の中で一番緊張しているのは私のようです。妻は執勤にクンニされ、そしていきり立ったモノを挿入されました。

 

「ア、アアア…アアン、アン、アン」

 

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