アンダーグラウンド
神ナンバーをつけた改造車が検挙されずに公道を走っている
2015.12.9

  車やバイクは自分の好き勝手に改造できるものではない。

 

 道交法では車体サイズや車高、マフラーの音量などに様々な基準を設けており、それらを逸脱して公道を走った場合は当然、検挙対象となる。

 

 そこで改造マニアたちが目を付けたのが自動車臨時運行許可番号標、通称「仮ナンバー」だ(写真参照)。

 

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 これは、車検切れの車を車検場へ出す場合など、本来は公道を走行してはいけない車に与えられる一時的なナンバーで、必要書類を提出するだけの簡単な手続きで各市町村の役所で取得できる。

 

 仮ナンバー付きの違法改造車を警察が検挙することは難しい。

 

ドライバーが「車屋で改造パーツを取り外しにいく」などと説明すれば認めざるを得ないからだ。

 

 厳密には、仮ナンバーを取得する際は、事前に走行する日時やルートを役所に申告しなければならないため、警察が役所に裏付け捜査をし、申告に偽りがあると判明すればアウトだ。

 

 が、実際のところ、警察がそこまで徹底的にやることは稀で、仮ナンバーの違法改造車は事実上の野放し状態になっている。

 

改造マニアが仮ナンバーを「神ナンバー」と呼ぶ所以である。最近になって、警察もようやく重い腰をあげ、仮ナンバーの不正取得で検挙する事例もチラホラ出ているものの、根絶するまでには至ってない。

 

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