アンダーグラウンド
出会い喫茶でミクシィやってるアナタ、マジックミラーのすぐ向こうで男が暗証番号を盗み見てますよ
2015.12.4

マジックミラーでのぞかれる女  新宿のとある出会い喫茶の常連に、気になる女がいる。マサミ(仮名)、20代前半。押切もえを彷彿とさせる顔に、Eカップの巨乳ちゃん。金を払ってでもお手合わせしたいタイプだ。
 もちろん小部屋で交渉したことはある。こちらの条件はホ別のイチゴーだ。
 ところが、彼女は鼻で笑うかのように、ひらひらと手を振った。
「ごめーん、私そういうのしてないから」
「どうしても?」
「お茶だけで5千円とかならいいんだけど」
 そう、彼女は身体は売らず、お茶だけで稼ぐ回転嬢なのだ。

 

キーボードに目を凝らせば…

 3カ月前の夕方、例によってその店に行くと、マジックミラーの向こうにマサミの姿があった。相変わらずカワイイのー。
 モンモンとしていたそのとき、気になることが起きた。彼女がマジックミラーの真ん前に置かれたパソコンを触り出したのだ。
 実はこの店、フロアの作りの関係で、男性側から女のパソコン画面が丸見えになる場所がある。ちょうど背後から覗き込むカタチになるのだ。
 興味をそそられ、ひょいと画面を見てみる。
(フェイスブックじゃん)
 フェイスブックに入るには、メールアドレスと暗証番号を打ち込まねばならない。
 これをゲットできれば、ページ内の彼女の個人情報が漁り放題である。中には人には知られたくないプライベートなことも…え、えらいこっちゃ!
 慌ててパソコン画面に目をこらす。メールアドレスは…ふむふむ、はいはい。なるほど、これが本名なのね。
 続いて暗証番号は…ダメだ。●(黒丸)で伏せられていてわからない。くそー。
 と思ったら、マサミ嬢、フェイスブックをすぐに終え、次にミクシィのログイン画面を開いた。
 今度こそとばかり、必死で目をこらす。アドレスはさっきと同じだ。暗証番号はキーボードの指を追え。
二つほど怪しい箇所はあったが、8ケタの暗証はほぼ判明した。数字ばかりだから、たぶん電話番号の下8ケタなんだろな。

 

おっぱいモミモミされちゃうんだ?

 数字の修正を繰り返してログインに成功してから、オレのネットストーキングが始まった。彼女がログインしてなさそうな深夜の時間を見計らって、ミクシィに入り込むのだ。
 本名や学校がわかるどころか、友達とのメールのやりとりまで丸見え。合コンなんぞもさんざんやってるようだ。
 でも、このストーキング、思ったより楽しくはない。さほどたいしたことはメールしていないのだ。親友との本当にいかがわしいやりとりは、ケータイメールを使うのだろう。
 そんなある日、彼女が女友達にあてたメールが見つかった。
<今のお店辞めて▲▲ってとこ行こうと思ってるんだよね>
 彼女が大学生ながらキャバクラで働いていることは知っていた。店を移る相談か。ふーん、▲▲ね。今度、遊びに行ってやろうかな。
 とネット検索したところ、その店、なんとおっパブじゃねーか。マジかよ!
「私、そうゆうのしてないから」とホザいてたけど、おっぱいは揉ますんだ。お茶だけとか言ってたけど、モミモミされちゃうんだ。
 数日後、▲▲の指名写真の中にマサミの顔は確かにあった。源氏名、マサミ。使い回してやがる。
 ピンサロのようなフロアには、店内には爆音のユーロビートが流れている。緊張しつつ、ボックスシートに腰を下ろした途端、
「こんにちわ〜」
 店員に連れられ、彼女がやってきた。サテンの下着姿だ。エロイ。実にエロイ。
「お客さん、今日はお仕事帰りですかあ?」
「ははは、まあね」
「お若いですねえ」
 彼女、オレのことなど覚えてないらしい。でも、オレはキミのことを覚えてるんだよ。本名や大学まで知ってるんだよ。
 彼女がオレの膝の上に抱っこちゃんスタイルでまたがった。
「指は入れちゃヤダだからね」
「う、うん」
 目の前にカタチの良いオッパイが。Dカップはあるか。揉んでみれば、張りもバッチリだ。
やったぜ。回転嬢のおっぱいをこんなに堪能できるなんて。出会い喫茶の男ども、うらやましいだろ!
 って、誰に勝ち誇ってるんだ、オレ。

 

 

本稿は裏モノJAPAN2011年8月号の記事をWeb版に再編集したものです。

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