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20代のオンナに次々逆ナン!『動物保護団体』に入った途端、アラフォー男がモテモテに変身
2015.11.13

猫を抱くおっさん

20人の会員のうち男は1人だけ

 去年の秋、新聞にショックな記事が載っていた。保健所に毎年何十万のイヌやネコが持ち込まれ、殺処分されているという。

 

 動物が大好きなオレには放っておけない事実。何か、自分にできることはないかと動物保護団体のホームページをチェックするようになった。

 

 ある日、某会に目が留まった。本部は関西だが、各地に支部を持つ全国的規模の組織で、月に1度、利用者の多いターミナル駅前で『動物を守ろう!』と題したビラを配布、参加者を募集しているという。

 

 これだ。ビラ配りならオレにもできる。さっそく会に連絡を取り、年会費1万円を振り込んだ。

 

 会員になると毎月機関誌が送られてくるようになった。誌面には、時々のニュース記事に加え、ビラ配りや、動物実験反対デモの日程などが載っていた。

 

 今春、近隣駅でビラの配布が行われるのを知り、参加希望のメールを主催者に送った。

 

 当日、時間に遅れないよう指定された某駅前へ足を運んだ。すでに10人ほどが集まっていた。みな若い女性で、しかも美人が多い。

 

「わー、男の人が来てくれて嬉しい!」

 

 自己紹介すると、黄色い声が上がった。主催者を含め、オレ以外は全員が女性。支部からビラの入った段ボール箱を運ぶのも一苦労で、とにかく男手がほしかったらしい。

 

 自慢じゃないが、オレは女性と縁遠く生きてきた。過去にはつきあった相手もいたが、38才で未だ独身、彼女なし。単なる労働力と見られているとしても、自分の存在が歓迎されるのは嬉しいものだ。

 

 もちろん、オレが配ったビラにより1匹でも可愛そうなイヌやネコが減ってくれることは願ってやまないのだが、オレの関心は他に移ってしまった。

 

 言うまでもない、女だ。

 

 会では毎月『会員交流パーティ』と銘打った食事会を開いており、オレも招かれた。ビラ配りは、たまたまだと思ったのに、食事会でも男はオレ1人。周りは20人ほどの若くキレイな女性たちだ。どうやら、男性会員はほとんどいないらしい。

 

「携帯番号は?」
「メルアド教えて!」

 

 彼女たちは、次々にオレの隣にやってきては自分をアピールしていく。40間近のおじさんが、20才そこそこの女の子にチヤホヤされる機会など皆無に等しい。まったくいい会に入ったもんだ。

 

競馬は動物虐待だが、パチンコならOK

 携帯番号を交換したカナから電話が入ったのは食事会の3日後だ。劣悪な状態のペットショップがあるので、一緒に調べに行こうという。もちろんオレに断る理由はない。

 

 その日、まずは2人で問題の店へ出向く。カナは20代半ばで、テレホンセンター勤務。竹内結子似の美人である。

 

 調査と言えど、何ら公的な権限があるわけでもない。ああだこうだと店主に質問しながらも、心は浮き立つばかり。傍目には、彼女にベタ惚れの年の差カップルに見えたことだろう。

 

「この前、動物保護関係の番組をやってたでしょ」

 

 店を出て、これからどうすべきか考えながら場つなぎに出した話題だった。と、カナは見られなかったと残念そうに言う。

 

「オレ、ビデオに撮ったから今度…」

 

「じゃあ、今から淳一君の部屋に行ってもいい? あの番組、どうしても見たいんだ」

 

 意外な展開とはこのことだ。そのままカナはオレの家に来ると、ビデオを見て、「終電がない」と泊まっていった。もちろんヤった。

 

 以後、彼女とは正式につきあい始めたのだが、会のメンバーには秘密だ。カナもそうだが、女性しかいない職場で働く者が多く、皆、男に飢えてるらしい。

 

 ってことは、カナのような女性が他にも現れるんじゃないかと思ったのだ。

 

 案の定、ほどなく23才のOL律子から「一緒にパチンコでもしよう」とメールが入った。競馬は動物虐待だが、パチンコは動物を犠牲にしてないから構わない、という理論らしい。

 

 彼女とも、パチンコをした後は酒を飲んでホテルへ行く仲になり、他にも、誘ってくる女性は引きも切らない。齢36にして、人生最高のモテ期がきたようだ。

 

 よし、オレも動物保護団体に入ってやろうと思った方に、注意点をひとつ。動物保護を訴える人間は、例外なくベジタリアンで、中には魚も卵も乳製品さえ食べない“ビーガン”もいる。

 

 いくら相手が美人だろうと、味気ない食事ほどつまらないものはない。スェードの靴を履いていて非難されたこともあるし、薬品は動物実験によって製品化されるため、ムースもヘアワックスも禁止だ。

 

 それに耐えられるなら、動物保護団体ほど、簡単に女とヤれるところはないのではないだろうか。

 

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