テクニック
「盗撮犯だと疑うならスマホ確認します?」電車でスクリーンショットを使えばOLにチンコ写真を見てもらえます
2015.11.5

スマホ外国人

 ここ最近、ちょっとした遊びにハマっている。内容はクダらなさ満点だが、セクハラ好きの方ならきっと共感してくれるだろうと信じている。まあ聞いてくれ。

 

写メ撮影と同音が出るってことは…

 発端は、会社帰りの電車で目撃したハプニングだ。静かな車内で読みかけの文庫本に目を通していたところ、ふいにカメラのシャッターを切るような音が鳴り響いた。カシャーー。何事かと目をやった先には、つり革に掴まったサラリーマンがスマホをいじっており、その男の前には座席に座る若い女の姿が。これ、どう見てもサラリーマンがスマホで女を撮影したとしか思えない状況で、案の定、彼女の隣に座っていたおばちゃん乗客が騒ぎはじめた。

 

「ちょっとアナタ、いまカメラの音が聞こえたんだけど。この人のこと盗撮したんじゃないの?」
「え、盗撮? そんなことしてませんよ」

 

慌ててかぶりを振るサラリーマンに、今度はそばにいた中年オヤジがいかめしい声をあげる。
「きみ、次の駅で降りなさい。駅員を呼ぶから」

 

 結果的に、サラリーマンが駅員に突き出されることはなかった。なぜなら、彼は盗撮などしておらず、スマホのスクリーンショット機能(表示中の画面を画像データにすること)を使っただけだと判明したからだ。スマホ使用者には周知のことだが、このスクリーンショット機能は写メを撮るときとまったく同じシャッター音が出る。周囲の人間は、それを盗撮だと早とちりしたというワケだ。例のサラリーマンが、先ほど撮ったスクリーンショット画像を見せながら、必死に弁解している姿を眺めるうち、頭の中でゴゴゴゴと地響きが鳴った。はっはーん、なるほど。その手がありましたか!

 

念のため他の画像も見てください

 俺はセクハラ行為をこよなく愛する、裏モノ読者の鑑のような男だ。そんな人間が、前述のハプニングからひとつの手法をひらめいたとあっては、試さぬワケにはいかない。さっそく行動に移すことにした。

 

 実行場所は俺が普段利用していない路線の電車で(セクハラをやらかすのだから当然だ)、時刻はちょうど帰宅ラッシュのピークが過ぎたあたり。車内はほどほどの混み具合である。ふと、座席に座っている若いOL風の姿が目に止まった。メガネがよく似合う清楚風でルックスもなかなかよろしい。ターゲットはこのコで決まりだ。さりげなく彼女の前に立ってスマホを取り出し、おもむろにスクリーンショットを実行する。

 

 カシャ。

 

 そのまま何食わぬ顔でスマホをポケットにしまったところ、ややあって、メガネOLから声が。

 

「あのう、いま写真を撮りましたよね?」

 

 よしよし、釣れたぞ。

 

「え、写真? そんなの撮ってないですけど?」
「シャッターの音をハッキリ聞いたんですけど」
「いやいや、そんなことしてませんよ」

 

 ワクワクしながらしらばっくれる俺。すると、今度は俺の真後ろからおっさんサラリーマンが割って入ってきた。

 

「俺もカメラの音聞いたぞ。あんた、盗撮してたんじゃないの?」

 

 例のサラリーマンが陥った状況とまんま同じだ。んじゃ、仕上げに入るとしますか。フウッとタメ息をついて、俺は口を開いた。

 

「なんか誤解されてるようだし、僕のスマホ見せましょうか?」
「はい、そうしてもらえますか。このままじゃ収まりがつかないので」
 怒気を含んだ声でメガネちゃんがじろりと睨む。完全に俺を盗撮犯だと思い込んでいるらしい。

 

「わかりました、見せます。ただしプライベートの写真もたくさん入っているので、確認するのはあなた(メガネちゃん)だけにしてください」

 

 周囲にクギを刺してからスマホを手渡すと、女は慣れた手つきでカメラアプリを起動した。まず最初に現れた画像は、なんてことのないスクリーンショット画像だ。そこにはスクリーンショットをしたときの時刻も映っている。

 

「僕が撮ったのはスクリーンショットなんです。時間的にも辻褄が合うでしょ?」
「…あ、はい」
「念のため他の画像も見てください。恥ずかしいけど、僕も身の潔白をきっちり証明したいので」

 

 そう言って保存画像を一覧で表示させたとき、俺の目的はようやく遂げられた。

 

 ギンギンのチンコを握りしめながらピースする俺。アナルバイブを自らブチ込み、恍惚の表情を浮かべる俺。グラビア誌のアイドルにぶちまけられた、抜きたてほやほやの精液のアップ――。そんな自前のワイセツ画像がこれでもかと並ぶ画面を前に、メガネちゃんは氷のように固まった。ただ、ふたつの眼球だけがせわしなく動いている。まるで心の動揺を表してるかのように。はい、大成功〜!

      

 これまで同様の行為を何度となく繰りかえしているが、警察沙汰になったことは1回もない。当たり前だ。法に触れることなど何一つしてないのだから。ただし駅員を呼ばれてしまうと、肝心のセクハラが実行不可能になってしまう。騒ぎが大きくなる前に、さっさとターゲットの女にスマホを手渡してしまうのがコツだ。ま、マネする人間がいればの話だけど。

 

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