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胸はFカップ股間に親指大のペニス・・・。俺が愛した〝彼女〟は男でも女でもない両性具有者だった
2015.11.1

びっくりする外国人

  男でなければ、女でもない。男であって、女でもある—。昨年の秋以来、オレは禅問答のような葛藤を心の中で繰り返している。なぜなら、オレの愛した女は、 両性具有者 だったのだから。

 

 出会いは国道沿いの釣り具チェーン店だった。高野竹のヘラブナ竿を求めて、声をかけたのが店員の博美。女性には珍しいヘラ師(ヘラブナ専門の釣り人)で、すっかり彼女に魅せられたオレはその後も店にせっせと通い、4カ月後、ついにデートの約束を取り付ける。

 44才の子持ち会社員が、ハタチの娘と一緒にイタメシを。正直、浮かれまくったのは言うまでもない。オレはワインを1本空にし、酒の勢いを借り切り出した。

「君のことが好きだ。一緒にホテルに行かないか?」
「………ダメよ」

 お皿の上にカチャリと置かれたフォークとナイフ。やっぱり、オヤジは相手にされないか…。

「そっか。オレ、嫌われちゃったかな?」
「ううん。そんなことないわ。優しいし、すごく素敵よ」
「だったらなんで?」
「……」

 苦しい沈黙の末に、彼女が思い詰めたような顔で口を開いた。

「実は私、両性具有なの…」
「えっ!?」
「やっぱり驚くわよね…」

 悲しい表情で虚空を見つめているその表情はとてもウソを言ってる顔じゃない。ってことは、なにか。このコには女性器と男性器がついているのか。

 ワケもわからず、オレは彼女の両手を強く握りしめた。

「君が好きなんだ。性別は関係ない」
「そんなの口だけよ。私の裸を見たら絶対に引くわ」
「大丈夫だって!」

 グダグダ言ってもしょうがない。彼女の腕をつかんで強引にホテルへ。部屋に入るや、肩を抱き寄せ唇を奪った。ブラウスの下のFカップは見事というしかない。これのどこが両性具有なんだ。完ぺきな女じゃないか。が、ジーンズに手をかけた瞬間、彼女が叫ぶ。

「電気を消して!」

 照明を落とすと、足下のライトで彼女の全身がうっすら映し出された。長い黒髪。見事な豊乳。そして…。股間に親指代のペニスがついていた。よく見れば、タマもついている! 一方、女性器はどこを探しても見当たらない。いったいどうすれば…。

「…お尻でするの」
「わ、わかった」

 

 その後もオレは博美と数回逢瀬を重ね、いよいよどっぷりハマりそうになったところで、一方的に彼女は姿を消した。心は完全な女。名前は男(出産直後は男と間違われたため)。身体は両性。目をつぶるたびに今も彼女の裸が脳裏に浮かんでくる。

 

 

 

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