アンダーグラウンド
タクシーへの当たり屋は “当たらず”にカネをせしめる
2015.9.26

 タクシー タクシーを狙った悪質な犯罪が全国で頻発している。手口はこうだ。

 

 まず犯人は客として乗車し、特定のポイントへ車を誘導。そこで待ち構えていた共犯者がいきなり路上に踊り出て、タクシーに急ブレーキを踏ませる。そのタイミングで、今度は車内にいる犯人が手元の荷物(一眼レフカメラやタブレット端末など、高級かつ手に持っていても不自然じゃないもの)を床に叩きつけ、弁償を求めるのだ。言うまでもなく、カメラやタブレットは、もとから破損しているモノを使う。

 

 その際、誰が弁償に応じるかは場合によって異なる。この件を会社側に知られたくないと思えば、運転手個人が自腹を切るだろうし、運転手から報告を受けた場合は、会社が直接、保障する。

 

 いずれにせよ、運転手の取った行動が、客の所持品に損害を与えたことは事実なので(車道か歩道か区別のつかない狭い路上において、歩行者の飛び出しによる急ブレーキは、運転手の前方不注意とみなされる)、犯人は正々堂々と金を請求してくるのだ。タクシードライバーの皆さんは注意してほしい。

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